名古屋市内には約200基の古墳が確認されており、なかでも市の北東端にある守山区上志段味に多数集中している。そこで同市では、2019年春を目途に「歴史の里しだみ古墳群」をフルオープンする予定。古墳や歴史の魅力を存分に味わえる施設となるようだが、オープンに先駆けてアプリ「Go! Go! しだみ古墳群」がリリースされた。ネット上では「古墳とRPGが融合するとは思わなかったwww」と反響の声が相次いでいる。
VR・AR機能が充実した古墳学習アプリ
「Go! Go! しだみ古墳群」には、古墳についてゲーム感覚で学べる工夫が満載。実際に古墳群を歩きながらプレイするコンテンツも多いが、「どこでもVR・AR」モードならば現地に行かなくても楽しめる。同モードではなんと、「東谷山白鳥古墳」の石室内をVRで体験可能。木棺を開くシステムまで搭載されており、かなり力を込めて制作されたよう。
ちなみに「東谷山白鳥古墳」は“古墳マニア”から注目を集めており、ネット上では「石室がほぼ完全に保存されてる古墳だからすごい貴重なんだよな」「もっと知名度があっていいはず」といった声があがっている。
自分の足で古墳群を歩きながらリアルRPGが楽しめる!!
同アプリをチェックしていると、だんだん古墳に対する興味が高まってくるはず。実際に現地を訪れた際には「古墳マップ」モードを選択してみよう。前方後円墳や帆立貝式古墳など、バラエティに富んだ15基の古墳をマップ上に表示できる。各古墳の解説や見どころは勿論、古墳巡りに最適なコースまで教えてくれるのがうれしいポイントだ。
そして、ユーザーから最も注目を集めているコンテンツが「しだみクエスト」。実際に自分の足で古墳群を巡りながら楽しむRPGゲームで、どこか懐かしい2Dゲームのレトロな雰囲気を味わえる。
しだみの支配をもくろむ謎の“まじない師”を倒すのがゲームの目的だが、なんと“まじない師”は埴輪たちを操って傘下に収めてしまった。そこでユーザーは埴輪たちを正気に戻して仲間へと加えていくが、埴輪の名前は「円筒埴輪(グレー)」「鶏形埴輪(オレンジ)」などマニアックに分類されている。ユーザーからは「埴輪が攻撃するって斬新だなwww」「これは実際に名古屋に行ってプレイしたくなる」「2Dグラフィックが懐かしいし、普通にゲームとして面白そう」といった反響の声が続出。
早速ダウンロードして、しだみの平和を取り戻す旅に出発しよう!
■レート
3.3(最大5/App Store/5月17日現在)
■アプリ情報(App Storeより)
提供元:xeen, Inc.
サイズ:382.6MB
互換性:iOS 8.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
年齢:4+ 対象年齢