昨年発売されるやいなや、200台がすぐさま完売となってしまったのがシトロエンのC4カクタス。中古車サイトを見ると平均車体価格が300万円前後と販売価格の238万円と、1.3倍ほど値上がりしています。本記事では、衝撃的だったC4カクタスの見所を簡単に振り返ります。
シトロエンならではの快作だった
シトロエンC4の超個性的な派生車であるカクタスは、日本で初公開された一昨年の東京モーターショーでも話題となったので、覚えている人もいることのでは。それから約1年後にようやく日本で限定発売され、ほどなく完売しました。
こうしたユニークなクルマというのは、奇抜であればあるほど魅力度が増すもの。最近では国内外とも個性的なデザインのクルマが増えていますが、シトロエンはさらに上を行きます。むろん中身は現代的なので不安なく乗れます。日本への追加導入に期待せずにいられません。
【ディテール01】
見た目と機能を併せ持つ!さすがシトロエンの特許
ボディ側面に貼られたポリウレタン製の「エアバンプ」は中に空気が入っています。4km/hまでの衝突からボディを保護する役目を果たします。
【ディテール02】
クロスオーバーとしての使い勝手にも十分応える
特徴的なルックスながら、ラゲッジスペースは358リットル~とCセグメントカーとして一般的な容量を確保。リアシートは一体可倒式。
【ディテール03】
シンプルかつオシャレ!遊び心の中にも機能美が
インテリアも個性的。タッチパネルを活用したり、AMTセレクターのレバーを廃しボタンとしたりするなど極力シンプルな構成です。