【⑦九州地方】
○南阿蘇鉄道「トロッコ列車ゆうすげ号」/阿蘇カルデラを走る名物トロッコ
3年前におきた熊本地震の影響により区間運転を余儀なくされている南阿蘇鉄道。トロッコ列車は現在の運行されるのは中松駅〜高森駅の間だ。トロッコ車両から阿蘇ならではの風景が楽しめる。ちなみに路線復興への工事も2018年3月3日から始まった。立野橋梁ほか名所が数多い沿線を、再びトロッコ列車が走る日を楽しみにしたい。
◇走行区間:中松駅〜高森駅
◇運行日:GW、土・日祝日、7/20〜9/1は毎日
◇時刻:「ゆうすげ2号」高森駅11時30分発 → 中松駅11時51分着、「ゆうすげ3号」中松駅12時00分発 → 高森駅12時25分着。「ゆうすげ4号(※)」高森駅13時15分発 → 中松駅13時36分着、「ゆうすげ5号(※)」中松駅13時45分発 → 高森駅14時10分着。「ゆうすげ6号」高森駅14時30分発 → 中松駅14時51分着、「ゆうすげ7号」中松駅15時00分発 → 高森駅15時25分着。
※「ゆうすげ4号・5号」はGWと夏休み期間のみ運行
◇利用料金:トロッコ列車料金(高森駅〜中松駅間)/片道大人790円(小児450円)・往復大人1380円(小児800円)
◇予約(購入)方法:団体(15名以上)のみ予約受付。個人の利用は当日、高森駅の窓口で乗車券を販売(利用者が多い日のみ販売整理券を配付)
○平成筑豊鉄道「門司港レトロ観光列車 潮風号」/レトロな門司港と海峡の眺めが楽しめる
門司地区を走る旧貨物線を利用した門司港レトロ観光線。2.1kmの路線をトロッコ列車がのんびりと走る。起点となる九州鉄道記念館駅近くではレトロな港町を、終点の関門海峡めかり駅の目の前には、関門海峡が広がる。関門海峡を次から次に通り抜ける大型船が迫力そのものだ。
ちなみに1914(大正3)に建築された門司港駅の改修工事も2019年3月10日に終了、グランドオープンした。ぜひレトロな駅舎の姿を見ておきたい。
◇走行区間:九州鉄道記念館駅(JR門司港駅に隣接)〜門司海峡めかり駅
◇運行日:GW、土・日祝日、7月20日〜8月31日は毎日
◇時刻:通常11往復(九州鉄道記念館駅10時発〜門司海峡めかり駅17時発まで列車あり)、所要片道10分、往復30分
◇利用料金:運賃/大人500円(小児250円) ※有効1日のみ乗り降り自由
◇予約(購入)方法:九州鉄道記念館駅などの駅窓口、潮風号車内で購入可能。12名以下の個人は先着順(予約の受付はなし)
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