乗り物
2019/7/26 17:45

2019年上半期のヒット車はトヨタの「RAV4」と三菱の「デリカD:5」! ドラレコはケンウッドに注目です

平成が終わり、新しい時代が幕を開けた2019年上半期。激動の世で、売れた、話題になったクルマネタをピックアップしました。これを知っていれば、乗り遅れません!!

 

【その1】 RAV4

発売から約1か月で目標の8倍となる約2万4000台を受注!

日本市場から撤退していた間に、北米を中心に高い人気を獲得。2017年には世界販売台数4位に輝きました。4月に日本復活を果たすと、約1か月で目標の8倍となる約2万4000台を受注。

 

SUV
トヨタ
RAV4
260万8200円〜381万7800円

 

2016年以降は日本市場から姿を消していたクロスオーバーSUVが、5代目にフルモデルチェンジして復活。八角形を組み合わせた「クロスオクタゴン」を造形テーマとした、タフさと安定感を感じさせる個性的なスタイリングが特徴です。

 

↑走行状況に応じて、前後のトルク配分を変えつつ、後輪トルクを左右独立で制御。高い旋回性能を発揮します

 

↑2つの八角形を90度ずらして組み合わせた造形。外観の随所に多角形を織り込みデザインを洗練させました

 

↑最新の予防安全システムを全車標準装備。自転車運転者を検知(昼間)して衝突回避支援。または被害軽減を図ります

 

外観の逞しさと先進機能の両立で“ハードル”を超えた

発売前から上がりまくっていたハードルを超えて、同社の目標を大きく上回る販売数を達成しました。いかにもタフそうな武骨なデザインと、安全装備など先進機能を両立したのが人気の要因。

売れ行き★★★★★
話題性★★★★
革新性★★

 

【その2】 “復活”モデルならコレもヒット!

スポーツカー
トヨタ
スープラ
490万円〜690万円

 

約17年ぶりの復活で話題となった生産台数限定のスポーツカー。3月に受注開始すると予約が殺到し、上位グレードのRZは1週間足らずで受注枠が埋まったほどの人気に。

【その3】 デリカD:5

受注予約開始から約3か月で目標の3倍を超える5000台超え

約12年ぶりとなるビッグマイナーチェンジモデルが登場。大型メッキグリル採用の“コワモテ”フェイスが話題となりました。受注台数は、予約開始から約3か月で目標の3倍を超える5000台に達する人気になりました。

 

ミニバン
三菱自動車
デリカ D:5
384万2640円〜421万6320円

 

同社のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」や、マルチLEDヘッドライトを採用した外観がインパクト大。パワートレインも大きく進化し、パワフルかつ静かで滑らかな走りを実現します。予防安全技術「e-Assist」を装備。

 

フロントフェイスの刷新がコアなファンの間で話題に

元々コアなファンを抱えるクルマだけに販売台数は控えめですが、フロントフェイスの大胆な刷新は大きな話題に。12年ぶりの新型車だけに、安全装備が著しく向上したのも好評の理由。

売れ行き★★★
話題性★★★★
革新性★★★

 

【その4】 ドラレコ2.0

四半期のドラレコ出荷台数が初めて100万台を突破

「あおり運転」や高齢者の運転ミスなどが原因の事件・事故が多発して社会問題化。急成長中のドライブレコーダー市場では、前後方を広角・高画質で記録できる2カメラタイプが爆売れ中です。

 

ドライブレコーダー
ケンウッド
DRV-MR740
実売価格3万6600円

 

モニターを備えたメインユニットと別体の2ndカメラで、前後を同時録画できるドライブレコーダー。2カメラとも小型設計ながら、フルHD解像度での記録に対応する。F1.8の明るいレンズも相まって、細部までくっきりと描写可能です。

 

↑市場は右肩上がりで成長中。2018年度第4四半期(1〜3月)で初めて出荷100万台を超えました

 

危機感から、高価でも高性能なモデルが売れ筋に

テレビや新聞で連日事故のニュースが報じられ、ドラレコ需要が刺激されました。以前と比べて、2カメラ式や高画質モデルなど、高価でも性能の高いものが販売ランキングの上位に。

売れ行き★★★★
話題性★★★★★
革新性★★★

 

文/ゲットナビ編集部

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