ガソリン車との価格差はたった1万円ちょっと
Vino の“EV Ver.”がおトクすぎる!
ヤマハ発動機 E-Vino
23万6520円(補助金最大2万円)
人気スクーターVinoをベースとしたボディに、極低速でのトルクに優れるDCモーターを搭載したEVモデル。原付免許があれば運転可能です。バッテリーは50Vのリチウムイオンタイプで、低速域での出力が向上。満充電での走行距離は約29kmです。
女性にも人気の洗練されたデザインでカラバリも用意されています。ビビッドなオレンジ/ホワイトのほか、モノトーンでよりシンプルなホワイトもラインナップ。
電動モデルであることを示す「e」マークを車体右側だけにレイアウト。Vinoらしいオシャレさを上手く表現されています。
バッテリーはシート下に搭載し、予備バッテリーも収納可。収納スペースは10Lで、日々の買い物の荷物を十分積載できます。
メーター下部の左ボタンで駆動力を「標準」と「パワー」に切替可能。右ボタンは登坂性を高めるブーストスイッチになっています。
発進は軽やかで、電動バイクに乗ったことがない人でも安心して運転できます。サスなどは現行Vinoと同じで快適そのもの。
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カンタン操作で乗り心地も抜群なのでちょっとしたお出かけで手軽にライド
これまでの電動バイクは、大きく2つのタイプがありました。ひとつは、エコ性能や先進性を重視するあまり、実用性に乏しいモデル。もうひとつが、いかにも“ビジネスバイク”なデザイン性ゼロのモデル。両者のいいとこ取りともいえるのが、このE-Vinoです。
同車は、女性にも人気のガソリンスクーターVinoをベース車両としており、魅力的なスタイリングが特徴。一方で、フランスパンが入るほど深いメットインスペースを設けるなど、実用性も重視しています。
走りは、まさにヤマハのバイク。スムーズな走り出しに加えて、モーターのキュルルルンという音も少しだけ聞こえるため、“未来の乗り物”感がスゴい! スイッチ操作でパワフルモードに切り替えられるため、上り坂の走行も安心です。
エンジンがないため、ベース車より12kgも軽量化された点にも注目。狭い場所に駐車するときも少しの力で立てられて、快適です。
気になる航続距離は、満充電で約29km。この手のスクーターを使う人はせいぜい片道10km程度なので、十分なスペックといえるでしょう。しかも、残充電表示がこれまでの3段階から10段階になり、バッテリーの残量を正確に把握できるようになっています。細やかな改良は、これまで電動バイクを作り続けてきたヤマハ発動機らしいといえます。
気になる価格は、補助金込みで21万6520円。ガソリンモデルが20万4120円なのでプラス1万円ちょっと。ここまで新しい価値を体験できるなら、かなりお買い得です。
SPEC
●全長×全幅×全高:1675×660×1005mm
●シート高:715mm
●車両重量:68kg(バッテリー含)
●1充電航続距離:29km(30km/hで走行時)
●充電時間:約3時間