10月29日より東京ビッグサイトで開催された「第44回東京モーターショー」。
さまざまな新型車やコンセプトカーが溢れましたが、今回は振り返り記事として「カーオーディオ」に焦点を合わせて「プレミアム」なオーディオを搭載していたクルマを「ブランド」ごとに紹介します。
BOSE(ボーズ)×アウディ S1
言わずと知れたアメリカのブランド「BOSE」。キャデラックやコルベットといったアメ車からヨーロッパ、日本車まで幅広く搭載されています。
モーターショー会場で見つけたのは「アウディ S1」。アウディのエントリーカー「A1」のチューニングバージョンです。走りに関してはもう1級品、筆者も箱根で試乗したことがありますが、ワインディングロードではポルシェと互角の走りが堪能できるほどの本格的なスポーティーカーです。
卓越した走行性能に、心に響く音源。スポーツマインド溢れるドライブにはジャストな1台ではないでしょうか。
Harman Kardon(ハーマンカードン)×BMW330e
オーディオの世界的権威であるシドニー・ハーマン博士により、1953年にアメリカ合衆国ニューヨーク州にて設立された「ハーマンカードン」。こちらもメルセデス、BMW、ランドローバーなどの高級車メーカーに搭載されています。
ホームオーディオの「サウンドスティックス・ワイヤレス」はつとに有名ですよね。
この「ハーマンカードン」が装備されているのはBMW330e。BMWが力を入れている「プラグインハイブリット」(コンセント付きのハイブリット車)です。
このオーディオは合計出力600W、9チャンネル・サラウンド、計16個のスピーカーで構成。 専用アンプに内蔵されたDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって、臨場感溢れるサラウンド・モードを実現するそう。またサブ・ウーファーを理想的に配置することにより車内全体に量感溢れるリアルな低音を再現するそうです。
BANG&OLFSEN(バング&オルフセン)×SUBARU LEGACY B4
バング&オルフセンは、1925年にデンマーク創業した高品質のオーディオ・ビジュアルメーカー。シンプルでスタイリッシュなホームオーディオはインテリアに興味のある人にも大人気のブランドです。
こちらを搭載しているのは「スバル レガシィ B4 SporVita」です。内装がキャメル色の落ち着いたスポーツセダンです。実際の販売は未定の「参考出品モデル」なのだとか。
道具として万能なこのB4、通勤の足からレジャーまでオールラウンドに使い倒すにはもってこいの1台です。どんなシュテュエーションでも音楽と触れておきたいと思うあなたにはぜひオススメです。
以上、東京モーターショーで気になった3台をご紹介しました。大音量でも誰にも気兼ねせずに聞くことができる環境は、今や車の中だけかもしれません。愛車選びの一つの選択として「オーディオ」に目を向けるのも「男のこだわり」ですよね。