累計販売数が9100万個以上(2023年3月時点)にもなる、たまごっち。海外でも熱狂的なファンが多く、最近ではフランスを拠点とするフリーランスのエンジニアが、巨大たまごっちを自作してしまいました。

そのエンジニアは、テレンス・グローバーさん。手のひらに収まるサイズのたまごっちを、直径30cmほどの巨大サイズにして作ってしまったのです。
グローバーさんが選んだのは、低コストで簡単にカスタマイズ可能な小型コンピューターのRaspberry Pi(ラズベリーパイ)。これを使って、食事、お風呂、寝かしつけといった設定をプログラミングしたのです。しかし、グローバーさんのたまごっちは、本物のたまごっちよりもリアルな生活が舞台になっているそう。
たまごっちは、ご存知のとおり、バーチャルペットを育成するゲーム。グローバーさんによれば、そのプロセスはアブラハム・マズローという心理学者が考案した「マズローの欲求5段階説」に根付いているとのこと。
まずは「空腹を満たす」のような生理的欲求が生まれ、次に「くつろげる家がほしい」などの安全面の欲求が生じ、次に社会的な欲求が生まれる……といった段階的な欲求がたまごっちでも生まれ、それらを満たしていくことで、たまごっちの寿命は延びていくというのです。
グローバーさんは、この制作工程を動画にまとめてYouTubeで紹介しており、精巧な巨大たまごっちの制作について関心するユーザーが少なくありません。「もっと再生回数が多くなるべき」と、この動画がそこまでバズっていないことに疑問を持つユーザーさえいます。
この自作たまごっち、ちょっと大き過ぎるかもしれません……。
【主な参考記事】
Yanko Design. Real-life simulating Tamagotchi is nostalgic, challenging, and really fun. May 13 2025
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