いままで「ありそうでなかったもの」の一つに、飛行機の立ち乗り席があるかもしれません。立ち乗りジェットコースターのような座席のフライトが、いよいよ実現する可能性が高まっています。

業界に革新をもたらしそうなこの座席を開発しているのは、飛行機の座席などの内装について50年以上の歴史を持つイタリアの航空座席メーカー・アビオインテリアズ。
「Skyrider 2.0」とネーミングされた座席は、従来の椅子よりも座面部分がコンパクトになったような形。これによって、軽くお尻を座面に寄りかからせながら、完全に座席に身体を預けるのではなく、立った姿勢に近い状態をキープできるようです。
1人当たりのスペースがぐっと小さくなり、この座席の導入によって、飛行機の定員数を20%増加できるのだそう。複数の格安航空会社(LCC)が2026年から立ち乗り席の導入を検討しているとも報道されています。
実は同社がこの立ち乗り座席の開発を進めたのは最近のことではなく、2010年に最初の立ち乗り席を発表していました。このときは実現までに至りませんでしたが、今回の改良版はさまざまな規制要件を満たし、安全性の評価にも合格しているとのこと。
従来の座席に比べて重量は50%に抑えられ、部品数が少ないためメンテナンスコストも抑えられるというメリットもあるそうです。
健康上のリスクやフライト中の安全面のことなど、議論するべきことはまだあるのかもしれませんが、現在は2時間未満の短距離フライトで立ち乗り席の導入が現実的であると言われています。
【主な参考記事】
Daily Mail. Is this the future of travel? Low cost airlines could launch standing only seats as early as next year. May 21 2025
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