7:日本と共通の祝日から分かる「文化の違い」
日本の祝日では、その休みを利用して家族とどこかへ旅行したり、友人とショッピングを楽しんだりする人が多いと思います。ポーランドでもそういった楽しみ方をすることはあるものの、教会の祝日が多く、どちらかというと家で家族や親戚と過ごすことのほうが多いかもしれません。両国には共通する2つの祝日があります。1月1日の元旦と5月3日の憲法記念日。しかし、ここから日本とポーランド人の違いが分かります。
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8:高学歴が多いポーランドの秘密は「小学校」にあり?
ポーランドの教育費は大学まで原則無償であるため、進学率は高く、また教育システムは世界的にも上位に入ります。日本との違いは多くありますが、そのなかでも高校最後に受験する「マトゥラ」は、進学するしないに関わらず、よい成績を修めなければならないポーランドの卒業試験です。また、休憩が短く、掃除をしなくてもいいなど、学校は勉強するところと割り切っているところも、日本人にとっては新鮮ですね。
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マイナーな国と思われがちなポーランドですが、いまや両首都を結ぶ直行便は週5便、筆者の周りにも日本へ行ったことのあるポーランド人が増えています。来年は日本とポーランドの国交樹立100周年。ポーランドのことをもっと知る一年にしたいですね。