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2019/4/18 21:00

単純明快!! ビールのために走る「ビア・ラン」がハワイでブームの予感

おいしいビールを目指して走る。そんな単純明快で正直な理由が大歓迎されてしまうランニング大会がハワイで開かれているんです。その名も「Run For Beer」。ストイックで体育会的な従来のマラソン大会とは明らかに違う、ゆる~い雰囲気いっぱいのこのランニング大会とは、どんなものなのでしょうか?

 

運動した後はやっぱりコレでしょ!

「Run For Beer」の趣旨は、ランニングで汗を流したあとにみんなでビールを飲んで楽しもうというもの。だからスタート地点とゴール地点は地元ハワイのビール醸造所となり、ビールのために、ビールを目指して走るマラソン大会なんです。

 

もともとはアメリカのミネソタ州のミネアポリスでビールと運動が好きだった創設者が2012年に始めた大会で、それがハワイでも「ハワイ・ブリュワリー・ランニング・シリーズ」として実施されるようになりました。このランニングシリーズの一環で、ハワイでは2月~4月に合計10回もランニング大会が実施され、ブームの予感を感じさせているんです。

 

ゆる~いルールも魅力的

そんなビールとランニングを組み合わせた「ビア・ラン」は、走ること以上にビールを楽しむことが目的となっているせいか、一般的なマラソン大会ではありえないようなルールも満載。

 

例えば、大きなマラソン大会であれば一般道路の全面または一部が閉鎖され、そこをランナーたちが走るわけですが、ビア・ランではそんな交通整理もなし。道路が赤信号になればランナーたちも交通規則に従って止まることになります。当然ながら、タイムの計測もない場合がほとんど。ビア・ランの距離は、大会により若干異なりますが5km程度に設定されている場合が多く、つらければ歩いても問題はありません。

 

さらに、ハワイのランニング大会はスタート時間が朝5時など、早朝に行われることが多いのですが、ビア・ランのスタート時間は朝10時や11時頃。どうやら、早起きする気合よりも、ビールへの情熱があればいいようです。

 

ハワイでは近年、地ビールの醸造所が少しずつ増えてきており、地ビールへの注目が高まっていることも、このビア・ラン人気の背景にはあるでしょう。また、ハワイ・ブリュワリー・ランニング・シリーズには参加費の一部が地元ハワイの環境保全組織などに寄付されるチャリティイベントとしての一面もあります。

観光客でも気軽に参加できるビア・ラン。アメリカで飲酒OKとなる21歳以上の方なら参加可能なので、ビール好きの方は観光地めぐりの延長で楽しんでみてもいいかもしれませんよ。

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