雑貨・日用品
収納
2017/7/9 15:00

宅配ボックスは約3000円でDIYできる! 「用意するもの」と「宅配業者への段取り」を解説

宅配ボックスは、約3000円で自作できます。 ヤマト運輸の担当者によると、「最低限のセキュリティ管理」と「受領印」を用意して、事前に宅配業者に伝えれば配送OKとのこと。ぜひ試してみては。

 

【ガイドしてくれた人】

ブロガー・あさちんさん

ブログ「クラシル」(http://sawachin.com/)を運営する2児の母。宅配ボックスに興味を抱き、自作するに至った。

 

【用意するもの】

①ワイヤーロック(長) 108円

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100円ショップで購入した自転車用。ボックスを柱などに結び付けるために使うが省略してもOKです。

 

②受領印 1000円前後

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いわゆるシャチハタのスタンプ式でOK。万が一盗難されても惜しくないものを使用するのがベターです。

 

③ワイヤーロック(短) 108円

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100円ショップで購入できます。ボックスの開け口に取り付けるため、ワイヤーが細いものを選ぶのがベスト。

 

④ボックス 実売価格1800円前後

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使い勝手の良いJEJのルームパック 620を使用。本体サイズ/内容量はW620×H445×D443mm/69リットル。

 

【設置方法】

1.受領印をボックスの中に入れる

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まずボックス内に受領印を収める。盗難予防のためケースなどに収納する場合は、宅配業者がわかるよう事前に伝えておく必要がある。

 

2.ワイヤーロック(短)を取り付ける

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ボックスの穴にワイヤーを通しておく。宅配業者には、荷物を入れたあとこれを施錠してもらう。解除番号を事前に共有する必要アリ。

 

3.宅配業者へのメッセージを貼る

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宅配業者には施錠などの作業を強いることになるため、手順を詳細に記入して貼っておく。挨拶やお礼も合わせて添えるのがマナーだ。

 

【+α】ワイヤーロック(長)を使えばセキュリティーがより強化!

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ボックスごと持ち去られることがないよう、柱などにくくりつけておくためのもの。使えそうな設備が周囲にない場合は省略してOK。

 

【実証実験】宅配業者は「DIY宅ボ」に荷物を入れてくれるのか?

せっかく宅配ボックスを自作しても、宅配業者にスルーされてしまっては意味がありません。実際にネット通販を利用し、本当に荷物をちゃんと入れてくれるのかを検証してみました!

 

事前準備(1)宅配業者にボックスの存在を伝えておく

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ボックスにメモを貼るだけでなく、口頭で宅配ボックスの存在を知らせたい。近くの営業所に電話するか、顔を合わせた際に伝えよう。

 

事前準備(2)ネット注文時に詳細を記載するとなお良し

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ネット通販サイトによっては、購入時に特記事項を入力できる場合がある。「不在時は宅配ボックスに入れてください」と明記しておこう。

 

その結果…無事に荷物を入れてくれましたー!

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準備の甲斐あって、荷物はボックス内に配達。今回は受取伝票の控えが無造作に置かれていたので、ボックス内に伝票入れを設置したい。

 

【まとめ】宅ボDIY時の注意点

・セキュリティの管理は自己責任で行うべし

・重要なのは宅配業者とのコミュニケーション

・衛生面から考えると冷蔵・冷凍製品は不適