1987年に渋谷・西武百貨店(当時)の一事業部としてオープンした時からかぞえて創業30年目を迎えるロフトが、次世代へ向けたフラグシップストアとして銀座ロフトを6月23日に銀座2丁目並木通りにオープンしました。プライベースブランドコスメの「LOFCOS(ロフコス)」デビューや、TEAM LOFTメンバーによるアイテムリコメンドなど、銀座オンリーの企画をいち早くレポート。
和久井香菜子select大人の銀座ロフト案内
こんにちは、ライターの和久井香菜子です。
友達の結婚祝い、誕生日、ちょっとした手土産に自分へのご褒美……。なにか特別なものを買うときは、迷わずロフトへ行きます。品揃えがいいことはもちろんですが、ちょっとこだわりの逸品ばかりが並んでいるんですよね。無添加やオーガニックのコスメも充実していて、行くとついつい目移りして散財してしまいます。ロフトは「カワイイ! かっこいい! 欲しい!」が揃ったワンダーランドです。
子どもの頃は、文房具が好きでした。中学生になってお小遣いが増えると、毎週のように文房具を買っていた気がします。小さくてキラキラした小物たちは、たまらなく魅力的でした。高校生になるとその興味はコスメに移り、カワイイ容器に入ったリップやクリームなどを買いあさったものです。
ロフトの品揃えって、実用とデザイン、かわいらしさを兼ね揃えた逸品ばかりなので、そんなワクワク感を思い出させてくれるんですよね。
そんなロフトが、大人の街、銀座に進出しました。銀座ロフトは、銀座二丁目並木通りにある銀座ベルビア館の3階~6階にあります。それでは独断と偏見を交えつつ注目のアイテムと各階の見どころをご紹介します!
3階 BODY & BEAUTY
さまざまなアイテムのプロデュースも手がけているモデルの田中里奈さんがデザインしたコスメギフトBOX。こういうおしゃれなお包みで友達や恋人へ、コスメをプレゼントするのもステキですね。
プレゼントとして個人的にお勧めなのは、無添加コスメ。なぜって、使われている素材がシンプルなものは、髪にも肌にも使えちゃうからです。こちらのアイテムも、ジャンルはヘアワックスだけど、リップやハンドなど全身に使えます。旅行の時は、なるべく荷物を減らしたいもの。これひとつで万能なのは嬉しい限りです。
ロフトはオーガニックや無添加系のアイテムが豊富なのも嬉しいですね。日本を撤退してしまったバーツビーズも置いてあります! あのパッケージの毛むくじゃらのおっさんにまた会えるなんて!
4階 HOME SOLUTION
料理人としてさまざまな活動をしている森枝 幹氏プロデュースのジーニアスキッチン。ここでは彼オススメのキッチン雑貨を提案していくそうです。この日試食で出ていたのは、キウイとパクチーという異色の組み合わせ。
最近、キウイは皮のほうが栄養価が高いということで、皮ごと食べる人も多いのだとか。……でもあのもじゃもじゃした毛は気にならないのかしら……? というわけで、毛が気になる人はたわしでこすっちゃえばいいんじゃない? てことで、ロフトにはさまざまなたわしがありましたよ! たわしをお料理に使うと気分が上がります。新じゃがの皮をこすってふかしたり、ごぼうの泥を落としたり……。今時、たわしをこんなに揃えているお店ってそうそうないのでは(しかも銀座で!)?
5階 WORK & STUDY
子どもの頃のワクワクを一番思い出す階です。ズラリと並んだ鉛筆、素朴なノート。思わずパソコンをしまって、ノートで仕事したくなります。
銀座ロフトは、ビンテージものにも力を入れているようで、レターセットや昭和の文房具まで置いてあります。これは懐かしさに胸打ち震えてしまった!
6階
注目は、小さいけれどボードゲームのコーナーがあること。ラインナップはとてもベーシックなものという印象です。中でも特筆すべきは「Quoridor」。話題になったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の星野 源さん演じる「平匡さん」の部屋に置いてありました。「Quarto」は、人気漫画『姉の結婚』で「面白い」と紹介されています(作品ではタイトルを少し変えてありますが)。部屋に置いておくだけでもインテリアになるおしゃれデザイン、頭脳派のルール、意識高い人たちにぴったりです。一方で「なんじゃもんじゃ」は、カードをめくって出てきたお化けに名前を付けて叫び合うだけの、盛り上がること必至のおバカゲーです。
ふだん、ウィンドウショッピングってあまり興味がないのですが、銀座ロフトは別ですね。友達同士でも、カップルでも、もちろん1人でも、買っても、買わなくても楽しめるエンターテイメントショップって感じでした!
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