今回ご紹介するのは、サンワサプライより発売中の「SwitchBot」。家庭にある照明や電子機器のスイッチを、スマホ操作でON・OFFできるようになるアイテムです。一体どのような仕組みになっているのでしょうか?
自動でスイッチを押してくれる「SwitchBot」(サンワサプライ)
黒色で統一された同商品は、手のひらに収まるほどコンパクトで軽量。麻雀の牌をひと回り大きくしたようなサイズ感です。一見何の変哲もないデザインですが、実はスマートフォンでコントロールできるロボットとのこと。
スマートフォンでワイヤレス操作を行うと、本体に収納された“ロボットアーム”が作動します。どうやらSwitchBotをスイッチの近くに設置すれば、ロボットアームが自動で押してくれるよう。本体の裏側には、貼りつけるための両面テープがついていました。
本体はCR2電池を採用しており、約600日間使用可能です。最大押下力は1.0kgf、最大回転角は135度ほど。約80mまで通信が届き、Android 4.3+、iOS 8.0+、watchOS 1.0+が対応OSとなっています。なお、Bluetooth規格は4.1以降。
事前準備として、まずは専用アプリ「SwitchBot」をダウンロードします。後はスマートフォンのBluetooth機能をONにしてアプリを開き、画面に“SwitchBotアイコン”が表示されれば連携完了。もしアイコンが表示されない場合は、アプリ画面を下方向へスワイプしてリロードしましょう。特に難しい登録はないので、誰でも簡単に設定できるはず。
しかしこのままではボタン型のスイッチには対応できても、家庭でよく見かける“ロッカースイッチ”は押せません。そんな時はアプリの設定で「壁スイッチを使用します」をONにしてください。するとロボットアームの可動範囲が変化し、押す・引くの動作が可能に。そして付属品の“ステッカー+ワイヤー”を使えば、自動でON・OFFできるようになります。
それでは、性能をチェック。試しに押すだけでON・OFF可能なスイッチの付近にSwitchBotを貼りつけます。スマホ画面のSwitchBotアイコンをタップした瞬間、“ウィ~ン”と音を立てながらロボットアームが作動。可愛らしい稼働音だったのでちょっと心配でしたが、無事スイッチを押すことができました。
実際に購入した人からは、「こんな可愛いロボットが売っているなんて驚き!」「わざわざスイッチのある場所まで移動しなくていいからめっちゃ楽」「便利すぎて複数買ってしまいました」と好評の声が相次いでいる模様。
ちなみに同商品はタイマー設定も可能です。布団から出たくない時や、作業で手が離せないシーンなどできっと大活躍しますよ。
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