雑貨・日用品
2019/10/18 18:45

日本の住環境はダニ天国だった! 洗いながらダニ対策できちゃう「アリエール ダニよけプラス」デビュー

P&Gジャパンは、アリエールブランド初となるダニよけ効果を備えた「アリエール ダニよけプラス」シリーズ4製品を10月下旬に発売します。ラインナップは、液体洗剤の「アリエールジェル ダニよけプラス」、ジェルボールタイプの「アリエールジェルボール3D ダニよけプラス」、衣料用柔軟剤「レノア本格消臭 ダニよけプラス」、洗えない布製品にも使えるスプレータイプ「アリエールスプレー ダニよけプラス」の全4アイテム。

↑4アイテムをラインナップ

 

日本の住環境はダニにも天国だった!

このアリエール ダニよけプラスシリーズは、様々な日用品やジャスミンの精油にも含まれる「ダニよけ成分」を配合していることが特徴。洗うだけで衣類や寝具などにダニが嫌がる成分が働き、ダニを寄せ付けづらくすることができます(※1)。いずれの製品も、皮膚科医監修のもとで肌テストを実施しており、肌に影響がないことを確認しているとのこと(※2)。

※1:すべてのダニ・素材に効果があるわけではありません
※2:すべての人の皮膚に影響がないわけではありません

 

ダニは高温多湿な環境を好み、その死がいやフンはアレルギーの一因になるとも言われています。また、布製品に付着した人の汗や皮脂はダニをよせつけやすく、寝具やクッション、カーペット、ソファー、ぬいぐるみなど、住まいの様々な場所に生息しています。

↑ダニの性質

 

環境アレルゲンinfo and careの白井秀治先生によれば、近年、日本の住環境は気密性・保温性が高くなり、秋冬でも暖房や加湿器を使用するようになってきたことから、年間を通してダニが繁殖しやすい環境になっているとのこと。

↑近年の日本の住環境はダニにとっても快適なものに

 

↑住まいのダニの数は30年で4倍以上に増加

 

これまでのダニ対策は、「ダニを殺す・取り除く」「フンや死がいを除去する」という点にフォーカスが当てられ、こまめな掃除や布団干しが主な対策とされてきていましたが、「ダニを誘引する皮脂を落とす」「ダニをよせつけない」といった生きているダニに対する予防策も合わせて行うことで、より包括的な対策ができると期待されています。

↑これまでの対策だけでなく、生きているダニを寄せ付けない予防策も必要に

 

住まいのなかのダニスポットはココ!

発表会には、CMキャラクターを務めるタレントのYOUさん、大島美幸さん、大沢あかねさんが登場。お子さんを持つママでもある三人に、日本の住環境を再現したセットでダニが多く潜む場所を予想してもらう、というゲームが行われました。

↑左から大沢あかねさん、大島美幸さん、YOUさん

 

↑ゲストの3人が住まいのなかのダニ潜伏スポットを探します

 

白井先生によると、ダニが多く潜むアイテムのランキングは、寝室では1位「寝具」、2位「ぬいぐるみ」、3位「カーテン」となり、リビングでは1位「クッション」、2位「カーペット」、3位「ソファ」の順とのこと。いずれも布製品や毛足の長い繊維、中綿などの詰め物が使われており、人が触れる回数も多いものがランクインしています。

↑ダニが潜むアイテムランキング

 

こうした場所や物に対して、従来通り掃除をしっかり行うという対策に加え、洗うだけでダニをよせつけにくくするアリエール ダニよけプラスシリーズを活用することで、より効果的にダニ対策が行えるとのこと。洗えないソファなどには、スプレータイプの製品をこまめに使用します。

 

発売前にいち早く使ってみた

発表会では新製品の「アリエールジェル ダニよけプラス」と「レノア本格消臭 ダニよけプラス」がお土産として配布されましたので、発売前にいち早く使ってみたレポートをお届けします。

↑「アリエールジェル ダニよけプラス」(左)と「レノア本格消臭 ダニよけプラス」(右)

 

液体洗剤のアリエールジェル ダニよけプラスは、「ダニよけ成分」を配合し、洗うだけでダニ対策ができることが特徴。ダニよけ成分を布生地に残すため、すすぎ1回が推奨されています。ダニを誘引する皮脂をしっかり落とすことも予防策のひとつとしているように、液性は皮脂汚れに強い弱アルカリ性。酵素と蛍光増白剤を配合しているため、ウールやシルクなどのデリケートな素材や淡色・生成りの衣料には適していません。抗菌効果もあり、部屋干しの生乾きのニオイを抑える効果も備えています。

↑「アリエールジェル ダニよけプラス」(910g)

 

↑アリエールジェル ダニよけプラスの背面ラベル

 

香りは「クリアグリーンの香り」と表示されていますが、香りをかいでみると、アロマフレグランスのような爽やかで奥行きのある香りだと感じました。甘さは少なく、男性が使っても違和感はなさそう。「ダニよけ成分が入っているから薬品っぽい香りがするのかな……」と身構えていましたが、拍子抜けするくらい自然な良い香りです。

 

ちょうど寒くなってきた時期で、夏に活躍してくれた接触冷感素材の寝具を洗ってしまいこもうと考えていたところだったので、ベッドパッドと枕カバー、薄手の肌掛布団の3点をアリエールジェル ダニよけプラスで洗ってみることにしました。

 

ところが、洗う前に洗剤のラベルを読み込んでいるとあることに気が付きました。ラベルには「綿素材に対して、すすぎ1回洗濯時に屋内塵性ダニをよせつけにくくします」との表記が。接触冷感素材はポリエステルなどの合成繊維が使われているため、肝心のダニよけ成分が効果を発揮できないかもしれません。ということで、急きょ綿素材のクッションカバーを洗うことにしました。本製品は、通常の洗濯洗剤としても使えますが、ダニよけ効果を期待するなら洗うアイテムの素材をしっかり確認しておきましょう。

 

洗ってみた印象としては、汚れ落ちは通常のアリエールイオンパワージェルと同等で、毎日の洗濯ならこれ1本でOKという頼もしさを感じました。いつもはすすぎを2回行っているので、すすぎ1回にするのは不安がありましたが、泡切れもよく「洗剤が残ってるんじゃないの……?」という心配もナシ。

↑やや粘度のある液。色は薄いブルー

 

香りは強めで、洗っている最中や干しているときも香りを感じますが、衣類が乾いたあとは香りはそれほど残りません。

 

続いて、柔軟剤のレノア本格消臭 ダニよけプラスを試してみます。こちらは洗剤とは異なる「フレッシュグリーンの香り」で、通常品の「レノア本格消臭 フレッシュグリーン」と同じ香りとのこと。「強い香りが苦手な人にもご使用いただけます」とあるので、香りはやや弱めに設定されていると思われます。抗菌効果を備え、独自の無臭化テクノロジーにより着用中もイヤなニオイを消臭し続けます。

↑レノア本格消臭 ダニよけプラス(540ml)

 

↑レノア本格消臭 ダニよけプラスの背面ラベル

 

こちらは、綿/ポリエステル混紡のバスマットを先ほどのアリエールジェル ダニよけプラスで洗ったのち、2回目のすすぎ時に投入してみました。洗剤とは香りが異なりますが、脱水後の香りは違和感ありません。香りの印象は、シトラスっぽさのあるさっぱりとした甘さのない香りで、乾いたあともしっかり香りが残ります。主張の強い香りではありませんが、香りが苦手な方は注意が必要かもしれません。

↑さっぱりとした香り

 

洗うだけでダニ対策ができるという手軽さは、これまでの洗剤や柔軟剤にはない新しいコンセプトといえるでしょう。洗えないものにはスプレータイプの製品も用意されており、さすが「ファブリーズ」で市場を開拓したP&Gだと感心します。

 

今回試した2つのアイテムはダニよけ効果までは実感できませんでしたが、日常使いしてもまったく問題ない使い心地なので、ダニが気になるアイテムだけでなく普段の衣類用としてもよいでしょう。個人的には液体洗剤のアリエールジェル ダニよけプラスのクリアグリーンの香りが気に入ったので、寝具用として使い続けたいと思いました。

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はコチラもオススメ】

春の新洗剤を全部使って試してみた! P&G「アリエール プラチナスポーツ」編

アリエール史上最強の“消臭洗浄”を実現! 気になるニオイを防ぐ「アリエール プラチナスポーツ」誕生