雑貨・日用品
2020/4/6 20:50

銀色の“ばね”がカードスタンドに変身!? 美しいフォルムに魅かれる「hane ペーパーホルダー ブラック」レビュー

墨田区を拠点に、“ばね”の美しさを引き出す商品を製作している「楓岡ばね工業」。同社の代表にして職人である楓岡武之と、工業デザイナーの大高知子がコラボレーションして作った商品が「hane ペーパーホルダー ブラック」です。慌ただしく環境が変わる時期にこそ、クールな同商品で身の回りのカードを整理してみませんか。

 

●工業デザインの粋を極めた「hane ペーパーホルダー ブラック」(楓岡ばね工業)

就職や進学など新しい生活が始まるシーズンには、身辺整理が疎かになりがちです。とくに定期などのカード類を整理するのには困りますが、そんな時に役立つのがカードスタンド。ロフトで販売されている「hane ペーパーホルダー ブラック」(2090円/税込)は、見た目がとてもオシャレなカードスタンドです。

 

同商品のデザイン性の高さは、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞したほど。扇状に広げられたコイルばねとスチール板を組み合わせたシンプルな構造ですが、今まで見たことのないデザイン性に思わず見とれてしまいます。職人の匠の技術で製作されたバネが、アイデア1つでここまで美しくなることに驚かされました。

 

サイズは4.5(高さ)×8(奥行)×3cm(幅)とミニマルなサイズ感。置いておくだけで目を引くので、人を招待した時には注目を浴びるでしょう。クロムメッキやアルマイトなどで加工されたバネの光沢は、長く見ていても飽きさせません。見た目はかなり重厚そうですが、重さはわずか77gで持ち運びも楽々とできます。ちなみにハンドメイドのため、1つ1つの商品に色や質感の違いがあります。

 

挟めるカードは約20枚程度ですが、バネの隙間にカードを差し込めばいいだけの使い勝手の良さもGOOD。まず試しにSuicaやポイントカードを挟んでみます。カードはバネにしっかりとフィットして安定感も抜群。カードを取り出す時は、引っ掛かることなくスムーズに引き抜けました。

 

製作を担当した楓岡武之は、バネ加工の技術が評価され、墨田を代表する付加価値の高い製品を製造する技術力を墨田区が認定した職人「すみだマイスター」に認定されるほどの実力派職人。技術だけでなく芸術性の高さも有名で、彼の手掛けた製品はニューヨーク近代美術館でも販売されています。同商品も例外ではなく、カードを差した姿は現代アートのオブジェのよう。

 

ネット上からは、「バネのフォルムは見ているだけで美しいね。こんなオシャレなカードスタンドは見たことないよ」「扇型の外観が日本らしくて素敵。部屋に飾っておくだけでも気分が上がるな」と称賛の声が。職人の息吹を感じながら、「hane ペーパーホルダー ブラック」で新生活を彩ってみませんか?

 

 

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