本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。
【#愛用品 43: 正岡タオル「すごいホテル仕様タオル」】
●起
食パンとタオルは似ている。大体が、白い。分厚くて、ふわふわしているほど、口や肌に触れた時に幸せに包まれた気分を味わえる。QOLが爆上がりするのだ。
●承
官能評価的な部分だけでなく、化学的な面でも共通点はある。どちらも水分と熱管理が大事だ。「外サク中フワ」のパンは内部の水分が蒸発せず、しっかり閉じ込められている。タオルは乾かすしぎると中の水分が飛びすぎてゴワゴワになってしまう。あと、タオルは、脱水などで力をかけすぎないことも大事。
●転
で、最近タオルにハマっている。この「すごいホテル仕様タオル」、サイズ違いで4種類買ったが、ヘビロテしているのは、一番大きいサイズの「バスタオル」。家で風呂あがりに使っているだけで、お高めのホテルに滞在している感覚を味わえる。いつものイスがタオルを置いただけで高級ホテルの佇まいになるし、ラグジュアリー感がすごい。そして、家にいるのに、旅に出た気分になれる。旅が気軽にできない時代に、日常にジャーニーを採り入れられる。
●結
もうひとついいのは、オーバーサイズで全身を拭いてもびちゃびちゃにならないから、不快感がない。まだまだ余力を残しているこのオーバースペックが、「制限の時代」に窮屈さから一時的に解放してくれる。これも今風だ。ちなみに、サイズは約76×160センチで、畳一畳よりひと回り小さいぐらい。
●おまけ
デカいし重い(約750グラム)し、場所も取るし、価格もまあまあ高いし、扱いに困っている部分もある。けれど、家にひとつあるだけで生活のあり方はだいぶ変わると思う。
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