Withコロナがすっかり定着し、新しいライフスタイルやムーブメントが生まれゆくなか、2022年下半期はどうなっていく……!? これから売れるモノ、流行るコトを「フード・日用品」ジャンルのプロたちに断言してもらった。今回はスノーピークの家具ブランド「TUGUCA」に注目した。
※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。
自宅やオフィスでも活用できる省スペースの収納棚を展開
スノーピークTUGUCA
柱1本でも活用できるためより部屋に導入しやすい(湯浅)
自由にレイアウトできるスノーピークの家具ブランド「TUGUCA」から「シングルシリーズ」が展開される。
「従来、TUGUCAを利用するには最低2本の柱(TUGUCA タテ)が必要でした。しかし、シングルシリーズの登場で1本の柱でも使えるようになり、汎用性がアップしました」(湯浅さん)
コストや設置スペースも考慮され、より導入しやすい製品に。
「最大の魅力は、キャンプでいつも行う“自分の居場所や状況に合わせて家具のレイアウトを自由に変える”ということが、室内でもできる点です」(湯浅さん)
スノーピークの多彩な製品は、シンプルで飽きがこないデザインを採用。それを受け継いだTUGUCAに限らず、同ブランドのキャンプギアを自宅に置いても違和感なくマッチする。
「スノーピークの取り組みのひとつに、キャンプをしない人にもインドアでキャンプギアを使用する楽しさやメリットを伝える活動があります。今後は、そういった活用方法も増えていくのではないでしょうか」(湯浅さん)
【ヒットアナリティクス】自由度とサイズを改良して単身世帯にも訴求
アウトドア用品でおなじみのスノーピークが、4月から家具ブランド「TUGUCA」を展開。注目のシングルシリーズはカスタマイズ性とサイズの進化を遂げ、単身世帯にも住空間の新しいあり方を提示している。
先進技術:★★★
顧客ニーズ:★★★★
市場の将来性:★★★★
独自性:★★★★★
コスパ:★★★★
自由にレイアウトを変更できる「TUGUCA」に、柱1本でも使えるオプションが追加。柱の四方に棚を取り付け、小物類を置ける。理想の空間を最小限に実現できるのでワンルームなどにも設置しやすい。
様々なプロジェクトが始動! 長い充電時間をタープで有意義に!
トヨタ自動車とスノーピークとの協同プロジェクト。環境にやさしい電気自動車に乗る人が急増中だが、充電時間が長いことが問題に。そこでハッチにスノーピークのタープを繋げて、待ち時間を有意義にする取り組みを行う。
リサイクルチタンで環境にやさしいギアを
日本製鉄が、純チタンで世界初となる環境配慮型素材「トランティクシー(R)エコ」を開発。原料の50%以上をリサイクル素材に置き換え、製造工程でCO2発生量を50%以上削減できる。スノーピークのチタン製品に導入予定。