本日は東京・三田の「à la 麓屋(あら ふもとや)」を紹介します。同店は、そばの基本にこだわりつつ、新感覚の味を提供する人気店です。店主は元フレンチシェフで、そばと創作フレンチの店を立ち上げた際に信州の開田高原でそば打ちを修行。平成15年にこの店をオープンしました。
フレンチ出身のシェフがそばの常識を覆す!
麺は北海道産のそば粉を使った細めの六割そば。石臼挽きで甘皮入りのため豊かな香りと甘みがあり、コシも強い。1か月間寝かせたかえしを、かつお節、昆布、しいたけで取っただしと合わせたつゆはとても上品な味だ。
人気のそばは、チャーシューや煮卵がのるラーメン風の「コテリ」や大根おろしや柚子でさっぱりいける「サラリ」。「汁無し担々そば」は濃厚な肉みそとそばの素朴な味が不思議と合う。
本格素材を使って自由な発想のそばを提供する同店は、立ち食いそばの世界で唯一無二の輝きを放っている。