サードウェーブコーヒーの先駆けとして名高いブルーボトルコーヒー。大行列で話題となった清澄白河にはじまり、青山、新宿とオープンしましたが、4店舗目となる六本木カフェが9月16日に誕生しました。場所は東京ミッドタウン真向かいの「トライセブン ロッポンギ」で、同店の開業と同時にオープン。レセプションの模様とともに、お店の様子を紹介していきましょう。
都会のオアシスでコールドブリューコーヒーを
ブルーボトルコーヒーの特徴のひとつが、店舗ごとにデザインやメニューが異なること。これは、その街が醸し出す雰囲気や客層に合わせた店づくりをするからです。確かにこの六本木カフェは、国際色が豊かでオフィスワーカーも多い大人の街というイメージにぴったりな設え。
新しく生まれたばかりの大きな商業施設のなかにありながら、木をふんだんに用いた温かみのある意匠。六本木ヒルズの「毛利庭園」やミッドタウンに隣接する「檜町公園」のように、都会のオアシス的な雰囲気を漂わせています。
コーヒーのメニューは基本的に全店共通。ただ、8月より全店でスタートした新しいコールドブリュー(水出し)コーヒーのシステムは、ちょっとしたトピックといえるでしょう。これは、栃木のクラフトビール醸造所「うしとらブルワリー」の協力で開発されたもの。
清澄白河ロースタリーからベストコンディションの豆をうしとらブルワリーに送り、抽出して樽詰めしたコーヒーを各店に届けてもらうという行程で実現されています。これにより、一層安定したおいしさのコーヒーを提供できるようになったそう。
6種の有機野菜によるヘルシーなサンドはここだけの必食フード
ここならではのフードも見ていきましょう。限定メニューとして提供されているのが、「ROPPONGI」というサンドイッチ。これは六本木の“6”にインスピレーションを受け、6種類の有機野菜などを代々木上原のカリスマ店「カタネベーカリー」のパンにサンドした贅沢なベジタブルドッグです。
この日はアボカド、ブロッコリースプラウト、アルファルファ、アグリオーレトマト、キャロットラペ(フレンチ定番の前菜サラダ)、オレンジゼスト(すりおろした皮)と、珍しい野菜が中心でした。味付けはキャロットラペのビネガーとオレンジジュースがメインで、あっさりしつつもフルーティ。
もうひとつの六本木限定商品が、ギフトにぴったりな「コーヒー&ペイストリー ペアリングセット」。これは新登場のピーナッツバタークッキーと、同店の定番ブレンド「ジャイアントステップス」(200g)がひとつになったパッケージです。
クッキーは有機ピーナッツバターのコクとほんのり塩味が絶妙なリッチな味。しっかりしたボディと、豊かなアロマがあるコーヒーとの相性が抜群です!
六本木カフェは手軽に味わえるワンハンドフードが充実!
その他のフードも六本木を訪れる人たちにぴったりな、ワンハンドスタイルでサクっと食べられるメニューがズラリ。一部は季節によって内容が変わるものの、その時期に応じた旬のメニューを味わえるとのことです。
ドリンクはもちろん、フードもすべてテイクアウトできるのが嬉しいポイント。その中から、代表的なものを紹介していきましょう!
なお、10月には中目黒、そして年内には品川にもブルーボトルコーヒーのニューオープンが予定されています。大人気のコーヒーがもっと身近で体験できるようになるので、乞うご期待!
【SHOP DATA】
ブルーボトルコーヒー 六本木カフェ
住所:東京都港区六本木7-7-7 トライセブン ロッポンギ
営業時間:8:00~20:00
定休日:なし
アクセス:都営大江戸線ほか 「六本木駅」7番出口徒歩1分