GetNavi webでは、これまで選りすぐりの寿司店を紹介してきましたが、今回はこれまでの寿司記事のなかで、特に人気が高かったお店ベスト5を紹介します。上位のお店は、いずれも行列が耐えない有名店や大手寿司チェーンばかり。どのようなお店に興味が集中したのか、いま一度振り返っていきましょう。
第5位
【有楽町】立鮨 葵(たちずし あおい)
JR有楽町駅のガード下には、ラーメン店からイタリアンまで様々な飲食店が軒を連ねています。その一角ひと際渋い佇まいを見せているのが「立鮨 葵」です。9人で満席となる横長のカウンターとドアの間のスペースはわずか50~60㎝。こぢんまりとした店内ですが、提供される寿司は本格的。職人の仕事ぶりにも目を見張るものがあります。
するめいか/一貫(158円)
するめいかをいかそうめん風に細切りにした一品で、だしを効かせた煮切りじょうゆをサッと塗り、しょうがを乗せて提供しています。いかの身にしょうゆが適度に回り、ねっとりした甘みが引き立つ一品です。シャリはほんのり人肌で、酢の加減も上品。笹の上に置かれた握りは驚くほど軽くやさしく握られ、口の中でハラリとほぐれます。また、ランチタイムにはそんな同店のこだわり寿司を十貫1000円で提供。夜は寿司七貫にビールが付く「おまかせ握り」が人気です。
第4位
【築地】廻るすしざんまい 築地店
「すしざんまい」を手掛ける喜代村が直営する同店は、ネタの品質やコスパの高さに加え、回転寿司スタイルの気軽さも魅力のひとつ。特に築地店は、近郊で働く人々や観光客などで大きなにぎわいをみせています。仕入れは築地をはじめ国内外から行っているとのこと。同チェーンの代名詞であるまぐろは、世界中から上質な本まぐろをまるごと仕入れ、圧倒的な質と安さを実現しています。
本鮪三貫盛(697円)
同店の看板メニューがこちらの「本鮪三貫盛」です。本まぐろの大とろ、中とろ、赤身がセットになっており、ジューシーな脂があふれる大とろと、赤身と脂のバランスが絶妙な中とろは病みつきになること間違いなし。ちなみに同店は回転寿司ですが、好みのネタをスタッフに注文することも可能。常に握りたてを味わえるのも特徴のひとつです。
第3位
【池袋】さくら寿司
池袋駅西口地下、東武ホープセンター内に、客足の絶えない立ち食い寿司店があります。創業10年の人気店「さくら寿司」です。店長をはじめ板前はベテラン揃い。口の中でほどける握りの加減も絶妙です。立ち食い店ながら、百貨店に買い物にきた上品なご婦人方までよく訪れるという事実が、同店の傑出した実力を示しています。
本マグロ三点盛合わせ(648円)
同店は、生の本まぐろ赤身が一貫108円で食べられる店として有名。同店の本まぐろは、赤身までもとろける食感で、赤身、中とろ、大とろの「本マグロ三点盛合わせ」は、採算度外視の大サービスメニューです。中とろですでにしっかり脂が乗っていますが、大とろはさらに濃厚。舌の上をゆっくりと通り過ぎる味の余韻がなんともいえません。
第2位
【押上】回転寿しトリトン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店
「北海道で人気ナンバーワンの回転寿司が東京に進出!」と話題を集めた「回転寿しトリトン」のソラマチ店は、いまも行列のできる超人気店。その魅力は北海道直送の魚介で、ぼたんえびや活ほっき貝、活ほたてなど、現地の店と変わらないほど抜群の鮮度を確保しています。
真いか ゆず塩/二貫(162円)
こちらの「真いか ゆず塩」は、透明感のある新鮮な真いか(するめいか)に隠し包丁を入れて食べやすくした一品。ゆずの風味がねっとりした甘みのアクセントになっています。さらに驚きなのは、ネタがどれも肉厚で大きく、しかも安いということ。ここの寿司を食べたらよそで食べられない、という人がいるのも納得です。
第1位
回転ずし すし松 三鷹店
首都圏に6店舗を構える「すし松」は牛丼の「松屋」が運営。異なる業種からの参入ですが、ネタの質は侮れません。この道25年の目利きが週に5日築地に足を運ぶほか、北海道や五島列島など4つの漁港から産地直送で仕入れています。ゆえに、価格に対するネタの質は驚くほど高いのです。
白身三貫盛り(378円)
当日入荷の白身のうち、特にいいネタを使用した「白身三貫盛り」が大人気。また、見逃してはいけないのが店内ホワイトボードの「特別入荷品」です。マトウダイやブダイなど目利きが迷わず仕入れたレアなネタは、当日のお楽しみ。ほかにも、本まぐろ三貫などをワンランク安い価格帯で提供する「雨の日値引きキャンペーン」など、客の満足度はきわめて高いサービスが目白押しです。
※価格やネタは変更している場合があります。