ついこの間まで暑かったのに、めっきり寒くなってアウターやコートが必要な季節になってきました。でも、一気に寒くなったので、とりあえず押し入れから厚めの服を引っ張り出してきて、部屋がカオス！ という人も多いのではないでしょうか。
編集部・山田の自宅もまさにそんな状態で、夏アクティビティで使ったアイテムや夏服と秋物と冬物が混在。物置＆書斎代わりに使っている部屋が、典型的な「汚部屋」と化していました。
そんな折、舞い込んできたのはロケットニュース24編集部とのコラボ連載「ロゲットニュース24」。テーマはずばり「衣替え＆収納術」です。ロケットニュース24チームはGO羽鳥編集長自ら、都内在住の収納娘・レイちゃんに収納術を聞き出す記事を展開。100均一アイテムなどを効果的に使って、1ミリも収納を無駄にしない！ というロケットニュース24としては実にストレートなテクニックを公開しています。
ロケットニュース24記事：【三次元収納法】収納名人が教える収納の極意5か条 「1センチの余裕も見逃すな」「100均カゴを有効に使え」「シンク下も極限活用」など
では、GetNaviはどうしようか。というか上の和室をどうにかしなければ、「衣替えも収納術もねぇ！」ということで、最速でできる汚部屋清掃術を考えて試してみました。
清掃会社に頼むとか、レンタル倉庫を借りるとか考えたけど……
現在、部屋を片付けるには、結構いろいろな方法があります。まず思い浮かぶのが汚い部屋を引っ越し時のようにキレイにしてくれる清掃サービス。「汚部屋 料金」で検索してみると様々な会社が出てきて、軽トラック1台分で数万円〜という料金で利用できます。ただ、山田家の場合、ゴミ屋敷というよりは、使わないものが散乱している側面が強いのでこちらパス（確かにゴミも多いのですが）。
そのほか代表的なものには、自宅の外に収納を持てるレンタル倉庫があります。0,5畳で8000円〜ぐらいから借りられ、都内では広いものだと3〜4畳分のスペースを用意している場合が多いようです。ただ、こちらは当たり前なのですが、自分で出し入れ＆管理が一般的。その重労働を考えると、かなり気分が滅入ります。
そこでひらめいたのが、以前ちょっとだけ利用していたSumally Pocket。これは、モノSNSのSumally が運営する、スマホを経由で荷物を預けられるサービス。同名の専用スマホアプリ上で段ボールを取り寄せて荷物を詰め、再びアプリ上から手続きをするだけで段ボールを回収してくれる、という手軽なサービスです。
料金は専用ボックス代金が300円で、月額1箱300円。預け入れの送料は無料で、取り出し送料に800円（1ボックス）かかるという内容です（消費税別）。
このサービスがいいなぁと思ったのは、預けた荷物をすべて写真撮影してくれて、アプリ上で確認＆管理できる点。
この写真撮影が本格的で美しく撮ってくれるので、大切に預かってもらえている感覚がすごい！ 今回は何箱ぐらいになるかわからないので、目測で30箱を頼んでみました。箱は数日で届き、集荷は最短で1週間以内から依頼できるので、平日に頼んで箱詰めして週末に集荷してもらうというスタイルが可能です。
わずか2時間で部屋から荷物が消えた
では早速、部屋を片付けていきましょう。
【Before】
【After】
完了です。服も本もキャンプ用品もすべて箱に入れて、非常用の荷物と一部の家電以外はすべて預けてしまいました。この間、わずか2時間。箱は全部で24箱使用しました。
部屋もピカピカになって嫁も大満足！ 「今週末こそ衣替えをしよう！」と思ってできてない人は、とりあえず行動に移してみることのがオススメ。何もない部屋の爽快感はなかなかのものがあります。
と同時に、人間お金がかかってくると一気にシビアになるもの。我が家も24箱預けたので月額7200円（+税）がかかります。そうなるとまず、持ち物をいるもの／いらないものの仕分けが始まり、そもそも「いま住んでいる家、1部屋いらなくない？」という話になり、住むところを含めて考え直すきっかけになります。例えば、山田の住んでいる地域は3LDKから2LDKにすると2〜3万円ほど家賃が下がるので、収支としてはプラス。家賃+Sumally Pocketの総額は変えない場合でも、もっと駅に近い場所に引っ越すという選択肢も出てきます。
まずは汚部屋を無部屋にしてから考える。衣替えを機にライフスタイルを考え直してみるのはいかがでしょうか？