ぎっくり腰になりました。
20代前半で初体験してから、すでに4回を数えます。感覚としては、ギクッと電流が走ったかのような痛みからの腰が抜ける感じ。立ったら座れなくなるし座ったら立てなくなるし、歩けば牛歩、笑えば痛みに泣けてくる。クシャミがこんなに痛いなんて! 何度やってもつらいもんです。
とはいえ会社は休めない、典型的な日本のサラリーマン。ぎっくり腰になったばかりで施術すると患部が固まって動けなくなりますよ! と警告されて鍼灸院にも断られ、途方にくれていたところ、ハイと渡されたのがコレ。
チュアンヌ
エイトボーン腰サポーター
1万175円(税込)
なにやら日本離れしたデザインのボックス。開けてみます。
中から出てきたのは、無数のラインが張り巡らされたような白い生地。感触は、ちょっと硬めの包帯のよう。
さて、装着してみます
推薦人による、「羽が生えるよ!」なんて惹句を訝しみながら、早速装着してみました。地肌に装着できるようですが、まずはタンクトップにオン。
腰を包むようにウエストのやや低めの位置を中心として巻きつけ、フロントで重ね合わせて面ファスナーで固定します。
端部にスリット状のポケット部があるのでそこに手を差し込み引っ張れば、力を込めて固定が可能。
これで装着完了です。簡単。
すると、なるほど! 装着前は、患部(やや左寄りの腰)をかばってヘンに傾いた姿勢だったのが、お尻上部から背中にかけて包み込むことで腰の態勢がキープされ、姿勢は元のようにまっすぐに。効果てきめんです。
説明書によると、キモは背中に入った8本の支柱“スチールボーン”と、フロント部2層・背面3層のサポート生地なんだそうです。おかげで腰回りの筋肉が支えられ、腰に掛かる力は分散されつつ、動きも妨げません。
自由に細かい動きができるわけではもちろんありませんが、不意に負担がかかる動きをしないようホールドしてくれているんですね。これは楽!
さらに、細い紐を並べたような生地なので、適度にストレッチしつつ、充分に通気するのでまったくムレないのもありがたし。
結論。けっして羽は生えませんでしたが、シクシク続く痛みはやわらぎ、痛みを生む動きも正されることで無理な態勢で“二次被害”を被ることなく、クシャミが怖くなくなりましたとも。
腰サポーターよありがとう! そして明日もよろしく!
写真・文/GetNavi web編集部