新型コロナウイルスの影響による自粛が続くなか、各競技のアスリートがSNSでファンに向けてメッセージを送っている。自身の種目に関連する自宅での練習方法の提案から、リレー形式で回すちょっとした企画まで、あらゆるタイプのメッセージがある中で、異彩を放つ男がいる。
その男とは、浦和レッズの槙野智章だ。日本サッカー界きってのムードメーカーとしても知られる槙野は、コロナ騒動以前からファンが楽しめるコンテンツをSNS上で発表していたが、最近の投稿は段違いで面白い。某アニメのセリフとのコラボ動画から、「槙野クイズ」と題したバラエティ番組顔負けの面白動画など、そのラインナップの豊富さには驚かされるばかりだ。
そして、自身がプレーするサッカーに関する動画でも「おもしろセンス」は存分に発揮されている。リフティングしながらテーブルクロス引きにチャレンジするという、なんとも無謀なシリーズ動画を公開。自信があるのかと思いきや、普通に失敗しているのが逆に面白いのだ。
しまいには、動体視力を高めながら、足の指でテーブルクロス引きという「珍技」にチャレンジするなど、もはやその企画力は芸人の領域。これらの動画に対して「腹筋崩壊」「何屋さんになったの?」「最高すぎるよ」といった絶賛の声が溢れている。
絶賛の声をあげているのは、ファンだけではない。なんと、海外の大手メディアであるESPNも槙野のSNSでの活動に注目して、大々的に取り上げたのだ。「浦和レッズのDFである槙野は、テーブルクロス引きという古典的なトリックに関する面白動画シリーズをSNSで公開した」「スポーツがみられない今の私達にとって、こんな面白コンテンツが必要とされているんだ」と大絶賛。まさかの形で、世界中に知れ渡ることとなった。
今後も、芸人顔負けの面白コンテンツを公開してくれるだろう槙野。コロナ禍の重苦しい雰囲気をぶち壊してほしいものだ。