優勝請負人という言葉がよく似合う男だ。日本の岡崎慎司が所属するラ・リーガ2部のウエスカは、7月20日に行われた最終節でスポルディング・ヒホンに1-0で勝利。また、首位のカディスが破れたため、クラブ史上初となる優勝を飾ることとなった。
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1️⃣部昇格にゴールで貢献?⚽今シーズン1️⃣2️⃣ゴール目も決めた #岡崎慎司 選手のコメントをどうぞ?❤️
?昇格はサポーターの皆さんと一緒に達成しものです?おめでとうございます?㊗️ pic.twitter.com/mKxEF5KN9x
— SDウエスカ【公式】 (@SDHuesca_jp) July 17, 2020
前節、マヌンシアとの1戦で勝利し1部昇格を決めたウエスカ。この試合でも追加点となる、見事なヒールシュートを決めた岡崎。今シーズンも12ゴールを重ね、ウエスカを降格からわずか1年での1部昇格に導いた。
そして迎えた最終節。昇格を決めているため、岡崎はベンチスタートとなったが、後半8分から途中出場。ゴールはなかったものの、決勝点の起点となるなど限られた時間でも自分の仕事を果たし勝利に貢献。チームを優勝に導いた。
優勝決定後、岡崎は自身のSNSを更新。優勝カップを中心にチームメイトと撮影した写真や、カップを掲げる写真を公開すると「おめでとう!」「私達の誇りです!」「神」といったコメントが殺到した。マラガCFではチーム事情から選手登録ができないなど、苦境に立たされた中、ウエスカに加入。スペインデビュー後も見事な活躍をみせた岡崎には、日本からだけでなくスペイン人のファンや古巣のファンからも祝福のコメントが届いているようだ。
4年間在籍したレスターでも、クラブ創設初のプレミアリーグ優勝に導くなど、優勝請負人としての仕事を全うしている岡崎。34歳と、サッカー選手としては晩年に近づいているものの、その躍動感溢れるプレーは年齢を感じさせない素晴らしいもの。この活躍を続ければカタールW杯のメンバー入りも夢ではない。