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2020/8/14 19:15

日本は飲める人と飲めない人、どっちが多い? ノンアル市場を学んだら「最新トレンド」が見えてきた

家での晩酌はついつい飲み過ぎてしまう、外出が減って健康管理がいっそう気になる、そう思っている人は少なくないでしょう。かくいう筆者も例に漏れません。そんなある日、キリンの広報さんから「当社が継続して実施している適正飲酒の取り組みを説明させてください!」という案内が。

 

それが「スロードリンク」という活動。日ごろから様々な企業や大学などでセミナーなどを行っていて、それをメディア向けにWEBで行うというのです。今回はその内容と、休肝日にオススメなドリンクを紹介します。

 

お酒に強いかどうかは簡単にわかる。パッチテストで大判明!

まず教えてもらったのが、お酒の楽しみ方のトレンドについて。こちらは、すっかり市民権を得たオンライン飲み会にまつわるトピックが中心でした。冒頭で述べたように、オンライン飲み会の経験者は増えていて、5月末の調査では14%が経験済み。特に20代と30代が多く、また「飲酒量はオンラインのほうが増えた」という人が32%いるとのこと。

 

↑対象:全国/20歳以上の男女/有効回答数7516名/期間:2020年5月23日~27日。キリンホールディングス(株)調べ

 

飲酒量が増える要因はいくつかあり、「終電や閉店時間など時間を気にしないですむので、つい長くなり多量のお酒を飲んでしまう」「夜遅くまで飲み続けてしまい、翌朝にお酒が残るなど体調に支障をきたす」「仕事や家事との“ながら飲み”の悪習慣がついてしまう」などが挙げられるそう。確かに、思い当たる節は否めません。

 

そこで、オンライン飲み会をスマートに楽しむためのコツが、終わりの時刻を決めること。これは長時間ダラダラ続けることによる過剰飲酒を防ぐとともに、時間のメリハリをつけることで参加者の心理的ハードルを下げることにもメリットがあります。

 

また、適正飲酒といっても人それぞれ。なんとなく自分がお酒に強いか弱いか知っている人はいるものの、改めて体質を知ることが重要です。キリンでは「スロードリンク」のパンフレットとともに「アルコール体質チェックパッチ」を配布しており、セミナーのなかで筆者もチェックしてみました。

 

↑「スロードリンク」のパンフレット。冊子のなかに「アルコール体質チェックパッチ」が付いています

 

アルコールパッチテストは簡単。チェックパッチを腕の内側などに貼り、20分経ったらエタノールが付いたパッチ上部をはがして、残ったインデックスと肌の色を比較して判定するだけです。

 

↑こちらが「アルコール体質チェックパッチ」。毛が少なく、皮膚の柔らかい場所が判定向きとのことで、二の腕に貼りました

 

なお、日本人の4%はまったく飲めない人。そして弱い人が40%で、強い人が56%とのこと。ただアルコールに強い人はそのぶん飲み過ぎる傾向があるため、依存症や健康などに気を付けるべきはこの56%にあたるのです。

 

↑筆者のテスト結果は無色なので、「アルコールに強い人」という判定に(赤が飲めない人、ピンクが弱い人)。職業的にはありがたい体質であるものの、だからこそ気を付けるべきだと思いました

 

このテストは「アルコール体質チェックパッチ」がなくても代用できます。ガーゼ付きのバンソウコウとエタノールがあればできるので、ぜひアルコール体質を調べてみてはいかがでしょうか。

 

↑ぜひこちらを参考にチェックを

 

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