本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。
【#愛用品 コラム53:LOWYA「アームシェルチェア」】
●起
我が家はリビングの景観が損なわれる観点からゲーミングチェアが許されていない。1年前、会社からオカムラのハイバックのオフィスチェアを持ってきて臨時で使っていたときは極楽だったが、妻の目線はとても険しかった(いや、険しいどころではなかった)。その結果、導入されたのが、この椅子だ。
●承
このアームシェルチェアがいいのは、リビングに調和しつつ、椅子としての基本性能は十分にクリアしている点。「アーム」という名が付いているように、肘置きがジャストな位置にありすぎて、つい両肘経由で身体を任せてしまう。価格も手ごろ(約1万5000円)だったので、当初は一脚だけだったのだが、同じものをもう一脚買い足したほど。夫婦でそれぞれ朝から深夜まで座り続けている。
●転
で、不思議なのが、身体が椅子に懐くものなのか、椅子が座る人に合わせて形を変えるのか、妻の椅子に座ると明らかに違う。先日、来客があり部屋のレイアウトを変えたときに椅子も入れ替わってしまったのだが、妻のに座ると違う。個体差といえば個体差だし、ナットの締め具合でしょといえばそうなのかもしれないけど、自分仕様にプロダクトが変わっていくのは、所有する醍醐味のひとつだ。それが特に、長い時間使うものであれば。
●結
身体の調子がしっくりこないときは、トゥルースリーパーの小型マットレスを敷いて座っている。不格好ではあるのだが、これがまた快適。ちなみに、椅子もチョイスやマットレスの活用は妻のアイデアだ。感謝である。
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