日本を代表するサッカー漫画さながらのシュートに、大会公式SNSも大興奮の様子だ。話題となっているのが、AFCチャンピオンズリーグ・名古屋グランパス対浦項スティーラーズの試合で見られたワンシーン。
先月誕生した愛娘に捧げるゴール?
2021.7.7 浦項スティーラーズ戦#前田直輝#ナオキパパ#ACL2021#grampus pic.twitter.com/etzwstatMU
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) July 8, 2021
両チーム無得点のスコアレスで迎えた後半、名古屋は前田直輝が今大会初ゴールを決め先制。全勝でのグループステージ通過に一歩近づいたと思いきや、後半39分にロングボールからまさかの失点。試合は1-1の引き分けに終わった。しかし、SNSで話題となっているのはこの2つのゴールではない。
? Nagoya nearly scored Captain Tsubasa style!#ACL2021 | #POHvNGE pic.twitter.com/Bw1MjSgX5W
— #ACL2021 (@TheAFCCL) July 7, 2021
注目のシーンは、後半39分。途中出場のマテウスが左サイドから切り込みペナルティーエリア内に侵入、追加点となるゴールを決めようとシュートの動作に入った瞬間、相馬勇紀も同じタイミングでシュートの姿勢を見せ、二人の足から同時にシュートが放たれた。惜しくもキーパーにセーブされたが、漫画『キャプテン翼』で大空翼と岬太郎がみせた「ツインシュート」にそっくりではないだろうか!? ACLの公式SNSもこのツインシュートをSNSで投稿。「名古屋が“キャプ翼スタイル”で点を決めそうだった!」とユーモアを持って、このワンシーンを伝えたのだ。
同作を象徴するワンシーンとして語られることも多い「ツインシュート」。惜しくも今回は決まらなかったが、ファンたちは大興奮。海外のファンたちが見る、英語による公式SNSで語られている点から見ても、“キャプ翼”が日本にとどまらず、世界のサッカーファンに愛されるバイブルのような作品であるのは間違いないようだ。