日頃の運動で足首の捻挫を予防したい、負担を軽減したい……そんな人におすすめのサポーターが、チュアンヌ社製の足首サポーター「マレオアクション」。元日本代表のアスレティックトレーナー・久保田武晴さんに、マレオアクションの特徴や他のサポーターとの違いについて解説していただきます。
スポーツトレーナー/久保田武晴(くぼた・たけはる)さん
1968年生まれ、神奈川県出身。これまでにJリーグのガンバ大阪、東京ヴェルディ1969、横浜F・マリノス、サッカー日本代表のトレーナーを務める。現在は『くぼたスポーツ接骨院』の院長として、地域の方々の健康促進やケガ予防の指導、治療などを行っている。近著に『サッカー 勝つテーピングスキル 目的別完全マニュアル コツがわかる本』(メイツ出版)がある。
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歩行を安定させるアーチ構造が特徴
―――チュアンヌの足首用サポーター「マレオアクション」を用意しました。手に取ってみた感想はいかがでしょうか?
久保田「(手に取って伸ばしながら)素材もデザインもしっかりしていますね。実際に着けてみていいですか?」
―――もちろんです。
久保田「ぴったりフィットして着け心地がいいですし、装着しやすいですね」
―――気になるポイントはありますか?
久保田「アキレス腱と土踏まずの部分がアーチ状になっている点です。アーチ構造が足首と足裏をほどよく圧迫するので、力を入れやすくなります。このサポーターを使えば、歩行が安定し、転倒などによるケガのリスクも防げます」
―――ほかの足首用サポーターと比べると、どのような特徴がありますか?
久保田「足首のサポーターは大きく2種類に分かれます。1つは伸縮素材を使い、足首の動きを制限しないサポーターです。もう1つは非伸縮タイプのもので、ガッチリと足首を固定して動きを制限します。マレオアクションは前者のタイプ。動きの邪魔をしないので、日常的に使いやすいと思います」
日常的な運動をサポートし、ケガの予防にもおすすめ!
―――マレオアクションは、どのような人に適しているサポーターだと思われますか?
久保田「捻挫を治療したい方ではなく、予防したい方におすすめです。マレオアクションのような伸縮性のあるタイプのサポーターは、足首の力の出し入れをスムーズに補助してくれる特徴があります。反対に捻挫を治療したい方は、固定力の高いサポーターを選んだほうがいいでしょう」
―――ケガの治療ではなく、予防向きなんですね。
久保田「生地が薄いので装着したままスパイクも履けます。例えばサッカーやバレーボールなど普段の練習で使えば、ダッシュやターンなどがしやすくなるでしょう。足首への力のかけ方がスムーズになって、捻挫など関節の無理なひねりを予防できます」
―――高齢者がこのサポーターを着けたら、どんなメリットがありますか?
久保田「歩幅が広がり、いつもより早く歩ける可能性が考えられます。年齢とともに足首など関節の可動域は狭くなっていきます。このサポーターを普段から使えば、足首だけではなく足の筋肉もしっかり使えるようになり、筋肉の衰えを防げます」
―――年齢を重ねても運動は大事ですよね。
久保田「そのとおりです。運動の基本は歩くこと。健康寿命を伸ばすためにも、このサポーターを普段使いして日々歩きましょう」
伸縮性と耐久性に優れた足首サポーター
4378円(税込)
独自の生地を使用した、伸縮性の高い足首用サポーター。足首を柔軟に固定し、負担を軽減する。
【スペック】
●サイズ(足首回り)
サイズ1:19~21センチ
サイズ2:21~23センチ
サイズ3:23~25センチ
サイズ4:25~27センチ
サイズ5:27~30センチ
【色】
黒×水色
●「マレオアクション」3つの特徴
1.着け心地を追求した快適設計
タブと補助テープが付いているので着脱が簡単。着け心地を追求した設計です。
2.伸縮性・耐久性に優れたサポート力
伸縮性・耐久性に優れた独自の編みで高いサポート力を発揮。痛みを軽減します。
3.形状に合わせてフィットする高い快適性
くるぶし部分は特殊な編み方を採用した「快適サポートゾーン」。形状に合わせてフィットするので快適です。
●使用目的
・弱った関節や軽度の捻挫などで足首の負担を軽減したい
・弱った関節や軽度の捻挫などで足のむくみを軽減したい
インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一