米Sonosはアメリカにて、独自音声アシスタント「Sonos Voice Control」を一部スピーカー向けに配布を開始しました。
Sonos Voice Controlは今年5月に発表された音声アシスタントで、「ヘイ、Sonos(Hey Sonos)」と呼びかけることで楽曲のコントロールが可能です。音声ファイルの処理はデバイス上で行われるため、応答速度やプライバシーが向上。アメリカでは6月から、フランスでは今年後半からの配布が予定されていました。
今回Sonos Voice Controlの配布が開始されたのは、マイク内蔵のすべてのスピーカーです。機能の設定には、iOSかAndroidのアプリを利用します。
Sonos Voice Controlの設定後には、Apple Music、Amazon Music、Pandora、Deezer、Sonos Radioなどさまざまなサービスを音声で操作することができます。具体的にはアーティストやアルバム、楽曲、プレイリストの再生、音量の調整、楽曲の一時停止や再生、スキップが可能。また、今聞いている楽曲を教えてもらうこともできます。
Sonos Voice Controlの音声には、『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』にも出演した俳優のジャンカルロ・エスポジート氏を採用。今後はさらに、音声の種類を増やすことも発表されています。残念ながら日本でのリリース時期はまだ発表されていませんが、今後のグローバルでの展開を期待したいものです。
Source: Engadget