米グーグルの次期ストリーミングデバイス「Chromecast HD」について、その詳細なスペック情報を開発者のKuba Wojciechowski氏が伝えています。
4K解像度出力に非対応の廉価モデルとしての投入が噂されている、Chromecast HD。以前には、現行モデルの「Chromecast with Google TV」から4割ほど廉価になるとの情報も伝えられました。さらに上画像のように、Chromecast with Google TVに酷似したデザインになることも示唆されています。
Wojciechowski氏によれば、Chromecast HDはチップセットに「Amlogic S805X2」を採用するとのこと。Amlogic S805X2は「AV1」コーデックに新たに対応していますが、Chromecast with Google TVよりはダウングレードされたチップセットです。
さらにRAM容量は1.5GBとなり、こちらもChromecast with Google TVの2GBからやはり容量が減っているようです。またOSには「Android 12」をベースとした「Google TV 12」を搭載するとのこと。なお、Chromecast with Google TVは「Android 10を採用していました。
またChromecast HDではシステムのアップデート方法が改善され、必要なストレージ容量が削減されていることも伝えられています。
というわけでスペックは下がるものの、OSを含めて新しいシステムが採用されるであろうChromecast HD。消費者としては、使い勝手の向上に期待したいものです。
Source: Kuba Wojciechowski/Twitter via 9to5Google