ニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジとロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の一騎打ちとなっているアメリカン・リーグのMVP争い。
ア・リーグの本塁打記録を61年ぶりに更新し、打率はトップとわずか5厘差の2位で三冠王は惜しくも逃したジャッジ。そして、メジャーリーグ(MLB)史上初の同一シーズンで規定投球回と規定打席に到達した大谷。
Yankees Aaron Judge hits his 62nd Home Run, setting the American League single-season record
?@YESNetwork pic.twitter.com/l5umbCzz21
— Sportsnet Stats (@SNstats) October 5, 2022
【 #エンゼルス 】ピンチの時は #大谷翔平 を呼びな!連敗ストップはこの男?
8回2安打0失点の圧巻投球、なんとキャリアハイの13奪三振で6勝目?
2ホームラン8打点の翌日にこのピッチング、しかも安打も放っています!どうなっているのでしょうか?#日本人選手情報https://t.co/sxVnvGllP4 pic.twitter.com/jqmsU8yV8N— MLB Japan (@MLBJapan) June 23, 2022
その功績は甲乙つけがたく、MVP獲得のポイントはジャッジがヤンキースのポストシーズン進出に貢献したことが挙げられていたのだが……。
クリーブランド・ガーディアンズと対戦した地区シリーズは、3勝2敗で辛くも勝利したヤンキース。ジャッジもシリーズで2本塁打を放った。
しかし、次に迎えたヒューストン・アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)でヤンキースは4連敗。ジャッジはシリーズ16打数でわずか1安打、第4戦の9回裏、2死走者なしからの投ゴロで最終打者となり、ヤンキースとジャッジのシーズンがそこで終了した。
Pure joy. #postseason pic.twitter.com/IXoKdFckPp
— MLB (@MLB) October 24, 2022
この結果に対して、現地メディア「ファンタジー・プロス」スタッフのライアン・ウォメル氏が自身のツイッターでコメントを投稿。
Say what you want about Shohei Ohtani not being MVP, but his team won the same number of ALCS games as Aaron Judge’s
— Ryan Wormeli (@RyanWarmly) October 24, 2022
「オオタニがMVPではないと言うけれど、彼のチームは、ALCSでアーロン・ジャッジと同じ数の勝利を収めた」と、エンゼルスはポストシーズンに進出できなかったが、ALCSではヤンキースも同じ0勝と皮肉ったことでMVP論争が再び熱を帯びた。
注目のMVP結果は、まず現地11月7日(日本時間8日)に最終候補が発表され、17日(同18日)に受賞者が発表される。MVPは歴史的な活躍を見せた2人のどちらに輝くのか、論争はまだ終わりそうにない。