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2022/10/27 5:45

大谷翔平はMVPを取れないというが……ジャッジ不振でヤ軍終戦。MVP論争が再燃!?

ニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジとロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の一騎打ちとなっているアメリカン・リーグのMVP争い。

 

ア・リーグの本塁打記録を61年ぶりに更新し、打率はトップとわずか5厘差の2位で三冠王は惜しくも逃したジャッジ。そして、メジャーリーグ(MLB)史上初の同一シーズンで規定投球回と規定打席に到達した大谷。

 

 

その功績は甲乙つけがたく、MVP獲得のポイントはジャッジがヤンキースのポストシーズン進出に貢献したことが挙げられていたのだが……。

 

クリーブランド・ガーディアンズと対戦した地区シリーズは、3勝2敗で辛くも勝利したヤンキース。ジャッジもシリーズで2本塁打を放った。

 

しかし、次に迎えたヒューストン・アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)でヤンキースは4連敗。ジャッジはシリーズ16打数でわずか1安打、第4戦の9回裏、2死走者なしからの投ゴロで最終打者となり、ヤンキースとジャッジのシーズンがそこで終了した。

 

この結果に対して、現地メディア「ファンタジー・プロス」スタッフのライアン・ウォメル氏が自身のツイッターでコメントを投稿。

 

「オオタニがMVPではないと言うけれど、彼のチームは、ALCSでアーロン・ジャッジと同じ数の勝利を収めた」と、エンゼルスはポストシーズンに進出できなかったが、ALCSではヤンキースも同じ0勝と皮肉ったことでMVP論争が再び熱を帯びた。

 

注目のMVP結果は、まず現地11月7日(日本時間8日)に最終候補が発表され、17日(同18日)に受賞者が発表される。MVPは歴史的な活躍を見せた2人のどちらに輝くのか、論争はまだ終わりそうにない。