アマゾンはドローン配達プロジェクト「Prime Air」向けの新型ドローン「MK30」を発表しました。
アマゾンのPrime Airは2013年に発表された計画で、身軽なドローンの特性を活かして迅速な配達を行うサービス。都市部などで交通渋滞を心配する必要がないのがメリットです。すでにイギリスでドローン配達の実証実験を行っており、年内にはカリフォルニア州でのサービスインも予定しています。
MK30の特徴は、小雨の中でも飛行が可能になったこと。さらに25%静かなブレード(プロペラ)を搭載し、本体も軽量・小型化。飛行に関する安全性も向上しています。5ポンド(約2.3kg)の荷物を搭載し、30分の飛行が可能です。
今後、MK30は連邦航空局(FAA)などから安全性と信頼性の証明を取得し、2024年からの運用開始を予定。アマゾンは不採算部門のコストカットを指示していますが、はたしてこのPrime Airが私達に荷物を届ける日はくるのでしょうか?
Source: The Verge