先週発売されたiPhone 15シリーズには全モデルにUSB-Cコネクタが搭載され、様々な機器が繋がるようになりました。外付けディスプレイに映像を出力することや、Androidスマートフォンと接続して、互いに充電し合うことも可能です。
そうした機器の1つにUSB – Ethernet(イーサネット)アダプタがあり、iPhoneをWi-Fiよりも高速な有線インターネット接続できることが明らかとなりました。
この情報は、アップルが公式サポート文書に書いていることです。USB-Cコネクタに接続できる各種デバイスの中に、USB – Ethernetアダプタが含まれています。
iPhoneをアダプタ経由でEthernetケーブルに接続すると、[設定]アプリ内に隠されていたEthernetメニューが出現し、IP関連や様々な設定オプションが表示されます。
MacRumorsの読者は、iPhone 15 Proにアダプタを使って有線インターネットに接続すると、ダウンロードとアップロードの速度が1GBps近くになったと報告しています。
これまでのiPhoneでもLightning用のアダプタを使えば有線インターネットに繋げましたが、接続スピードが遅かったり、接続が不安定との声もありました。iOSのアップデートなど、大容量データをダウンロードするときに便利に使えるかもしれません。
Source:Apple,MacRumors Forum