シャープは、掃除後にスティックをステーション(充電スタンド)に戻すとごみを自動で収集する、ステーションタイプ コードレススティック掃除機「RACTIVE Air STATION(ラクティブ エア ステーション)」2機種を発売します。

ラインナップは、「RACTIVE Air」史上最小の運転音55dBを実現した上位モデルの「EC-XR2」と、スタンダードモデル「EC-WR2」の2機種。
記事のポイント
ステーションタイプのスティック掃除機は、使うたびに吸い取ったごみをステーションに移すので、本体のごみタンクが小さくて済むぶん、軽量化しやすいのが特徴。また、紙パックを採用したステーションなら、ごみ捨てが簡単でお手入れが楽です。なるべく掃除の手間や負担を減らしたい方にオススメ。
同社による、近年、共働き世帯が増加し、ライフスタイルの多様化が進んだことで、早朝や夜間などでも思い立ったときにすぐ掃除したい、ごみ捨てやお手入れの負担を軽減したいというニーズが高まっているとのこと。掃除機の低騒音化への注目が集まるとともに、ステーションタイプ掃除機の市場が拡大しているそうです。

本機は、スティックをステーションに戻すことで、スティックに溜まったごみをステーション内の紙パックに自動で収集。スティックのごみ捨てが不要で、お手入れの負担を軽減します。また、ステーションには着脱式のダストカップの中に紙パックをセットする独自の「パックinカップ」構造を採用。ダストカップを取り外し、ボタンを押すだけで簡単にごみの溜まった紙パックを捨てることができるので、手を汚さずに紙パックを交換できます。抗菌加工が施されたダストカップは丸ごと水洗いもでき、長く清潔に使えます。
上位モデルの「EC-XR2」は、モーター音や排気音、駆動音を抑える「ノイズリダクション設計」を採用。「ファンネルサイレンサー」構造は、モーターを覆うファンネル(円錐)形状の遮音カバーと防振材で、運転中のモーター音を低減するとともに、乱れた排気を遮音カバーのファンネル形状で集約。モーターから出た排気は、一般的なスティック掃除機よりも長い本体内の排気経路を通ることで音が減衰され、最後に遮音カバーの出口で排気を拡散し、排気音を減衰させます。
また、空気抵抗を抑制する素材や空気の流れを整え、排気をスムーズに排出するパーツを搭載した「風切り音低減構造」により、風切り音も低減しています。さらに、吸込口の駆動音を抑える「ダンピングコントロール」による効果などと合わせ、確かな吸引力を確保しながら「RACTIVE Air」史上最小運転音の55dBを実現しました。加えて、英国の騒音防止団体が発行する低騒音化技術の証である「QUIET MARK」を引き続き取得しています。
スタンダードモデルの「EC-WR2」は、「遮音構造」や「ダンピングコントロール」を搭載し、運転音を62dBに抑えています。

ステーションにごみを収集する際の運転音も低騒音化が図られています。ステーション内部のモーターを遮音カバーで覆うとともに、防振材で振動を抑制しモーター音を低減。ステーション内の排気経路を長く設計し、内部に吸音材を配置することで、排気を減衰しながら吸音します。掃除中だけでなく、自動ごみ収集中も、人はもちろん、音に敏感な犬や猫などのペットにも配慮したやさしい運転音を実現しています。

掃除機本体は、握りやすい安定感のあるラウンド形状ハンドルと、生活空間に調和しやすいデザインで、家具の下のすき間まで入り込み、低いところも掃除がしやすい「ペタっとヘッド」を採用。掃除しづらい壁や家具のキワなどに沿って動かすだけで、回転ブラシでかき取りながらごみを吸い取り、髪の毛やペットの毛がからみにくい「からみにく~いブラシ」を搭載しています。
上位モデルの「EC-XR2」は、暗い場所を照らしてごみが確認できる「LEDライト」を備え、すき間なども掃除しやすい「すき間ノズル」が付属します。