日立グローバルライフソリューションズは、約0.8気圧の真空環境と約-1℃の氷温で食品の鮮度を長持ちさせる「真空氷温ルーム」を新たに採用した冷蔵庫「まんなか冷凍 HZC タイプ」2 機種(定格内容積 617L・540L)を2026年2月下旬から発売します。価格はオープンで、想定実売価格は617Lモデル「R-HZC62Y」が47万円前後、540Lモデル「R-HZC54Y」が42万円前後。

約-1℃の氷温と真空でラップなしでも鮮度維持
大きな特徴は、開けると“プシュー”と空気が入る音がする「真空ルーム」が復活したこと。日立では、ポンプで空気を吸引して約0.8気圧の真空環境にする「真空チルド」を2007年から導入しましたが、チルドルームが狭くて食材が入り切らないというユーザーからの不満を受け、2019年からは上段の冷蔵室全体をチルド温度帯にする「まるごとチルド」を導入。これにより「真空チルド」を搭載するモデルは姿を消していきました。
今回、名称を新たに復活した真空氷温ルームは、上段のまるごとチルド冷蔵室の約2℃より低い約-1℃の氷温と、酸化から食材を守る真空環境、さらに、食品に冷気を当てない間接冷却・密閉構造により、肉や魚などの生鮮食品をラップなしでも乾燥を抑えて新鮮なまま保存することが可能になりました。



設定不要で食材を置くだけ・入れるだけ
上段のまるごとチルド冷蔵室も、24時間程度ならラップなしで鮮度を保持できます。これは、冷蔵室専用の冷却器で除湿量を抑え、うるおいのある冷気を送ることで乾燥を防いでいるからです。生野菜サラダやホールケーキなど、高さがあったりラップが被せにくかったりする食材をそのまま棚に置けるのは便利ですね。

冷凍室下段1段目には、大型アルミトレイが食品の熱を奪って、すばやく冷凍できる「デリシャス冷凍」を搭載。センサーがデリシャス冷凍スペースの温度変化を検知し、自動で急速冷凍運転に切り替えるため、食材を置くだけでホームフリージングが可能になります。また、冷凍室下段1段目・2段目には「霜ブロック」機能を搭載、食材を冷気で包みこんで周囲との温度差を抑えることで霜付きを抑え、食材の乾燥を防ぎます。

野菜室の下段スペースには、引き続き「新鮮スリープ野菜室」を搭載しました。プラチナ触媒が野菜から出るエチレンガスやニオイ成分を分解し、炭酸ガス濃度を高めることで野菜を眠らせるように保存します。これにより、野菜の鮮度を約10日間保持できるとしています。

これらの鮮度保持機能はすべてデフォルト設定となっており、ユーザーは細かい操作をすることなく、冷蔵庫を買ったその日から新鮮に食材を保存できるようになります。

HZC タイプはデザイン性にもこだわりました。マット調のフロストガラスを採用することで、ガラスながら光沢と反射が抑えられ、ガラス特有の奥行き感がありながらも落ち着いたデザインになっています。外装色には、木のぬくもりのある住空間にもなじむ、フロスト調で温かみのあるチャコールグレー色と、陶磁器にも似た素材感で暮らしの景色に調和するフロスト調の柔らかなナチュラルホワイト色の2色を採用しています。

なお、真空氷温ルームを搭載しない「まんなか冷凍 HWC タイプ」3機種(定格内容積617L・540L・485L)も2月中旬に発売します。
