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2025/2/28 12:00

実売5000円台でも超ロングスタミナ! 完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 3」は”音楽のある生活”にマッチする

今や、イヤホン市場のメインストリームとなった完全ワイヤレスイヤホン。メーカー各社から新製品が次々と発売され、市場は群雄割拠の様相を呈しています。

 

そんな市場にファーウェイが投入したのは、実勢価格5000円台という手に取りやすい価格ながら、充電ケース込みで約42時間、イヤホン単体で約9時間の音楽再生が可能なロングスタミナを実現した「HUAWEI FreeBuds SE 3」。本機がどんなライフスタイルにマッチするのか、実際に使って確かめてみました。

 

「常に音楽を聴いていたい」を叶えてくれる、最長42時間のロングバッテリー

イヤホン市場において今もっともホットな製品と言えるのが、左右の筐体をつなぐケーブルを排した完全ワイヤレスイヤホンです。数千円から数万円、さらにはそれ以上の価格のものまで、幅広い価格帯の製品が販売されています。世界的なスマートデバイスメーカー、ファーウェイが手がける「HUAWEI FreeBuds SE 3」は、実勢価格5000円台のエントリーモデル。初めての完全ワイヤレスイヤホンとしてはもちろん、日常使いするサブ機としても手に取りやすい1台です。

 

最大の特徴はズバリ、抜群のスタミナ。イヤホン単体で約3.8gの軽量ボディながら、充電ケース込みで約42時間、イヤホン単体でも約9時間の音楽再生が可能です。1日8時間使用したとしても、約4~5日間充電なしで音楽リスニングを楽しめます。急速充電にも対応し、約10分間の充電で約3時間の音楽再生が可能なので、うっかりケースに入れ忘れても安心です。

↑「HUAWEI FreeBuds SE 3」は、「FreeBuds」シリーズのなかでも手に取りやすい価格帯に投入されたエントリーモデル。ファーウェイ史上最長のバッテリー駆動時間が最大の特徴

 

↑重量はイヤホン単体が約3.8g、充電ケースのみが約33g。軽やかな装着感が得られる軽量ボディながら、充電ケース込みで約42時間、イヤホン単体で約9時間の音楽再生が可能なロングバッテリーを実現する

 

↑充電ケースも軽量かつコンパクト。メタルとレザー調素材を組み合わせた高級感のあるデザインで、スタイリッシュに携帯できる。カラーバリエーションはブラック、ベージュの2色展開

 

↑本体をうっかりケースに入れ忘れ、「しまった!」。そんな時も心配無用。急速充電に対応しており、約10分間の充電で約3時間の音楽再生が可能なので、身支度している間に十分に充電できる。なお、フル充電時間はケース+本体同時で110分、イヤホンのみなら約60分

 

ファーウェイ史上最長のロングライフバッテリーは、筆者の音楽ライフにピタリとマッチしてくれました。というのも、筆者の場合、「集中してじっくり音楽を聴く」というよりは、「常に音楽を聴いていたい」というスタイルなので、バッテリーが切れない安心感はそれだけで好印象。通勤時、カフェでのリモートワーク中、休日のお出かけ中など、いつでも音楽を聴いていたい筆者にとって、バッテリー持ちは製品選びの一丁目一番地なのです。数万円するハイエンドモデルならまだしも、5000円台で手に入るエントリークラスのモデルで、最長約42時間のスタミナを備えているのは瞠目に値します。

 

耳に心地よいバランスの取れたサウンド

↑エントリーモデルということもあり、最近のトレンドであるANC(アクティブノイズキャンセリング)機能は非搭載。ある程度は外音が聞こえるので、移動中などは安全に利用しやすい

 

↑実際に約2週間使用してみたところ、ケースを併用すると約4日間、充電なしで音楽リスニングを楽しめた。こまめに充電しなくていいのは想像以上にラク

 

気になる音質はどうでしょうか? 幅広いジャンルをそつなく聴かせてくれる万能なサウンドを予想していましたが、実際に視聴してみると意外や意外、パンチがあり、なかなかにエネルギッシュなサウンドです。本製品は口径約10mmのダイナミック型ドライバーを搭載しており、クリアなボーカルと、高音・中音・低音のバランスのよさが特徴。スケール感が少し物足りないので室内楽などには向かないように感じましたが、音の立ち上がりが速く、筆者がよく聴くポップスジャンルとの相性は申し分ありません。チルアウト系のハウス、EDM、ゲーム音響などもバランスよくきれいに聴こえました。

↑ポップスと相性がよい、元気でエネルギッシュなサウンドが印象的。スピード感も申し分なく、ツヤのあるボーカルがしっかり前に出てくる。なお、サポートするBluetoothコーデックはSBCとAACの2種類

 

↑音質は「デフォルト」「低音強調」「高音強調」「音声」という4つのプリセットモードで調整可能。ロックやヘビーメタル、ヒップホップを楽しむ際には、「低音強調」をチョイスするのがよさそう。安定した通信でラグが少ないBluetooth 5.4に対応しているので、動画視聴やゲームなどのエンターテインメントも快適に楽しめる

 

1日中着けていられる、疲れ知らずのインナーイヤー型

「常に音楽を流している」筆者にとって、装着感も重要なチェックポイント。「HUAWEI FreeBuds SE 3」は、先代の「HUAWEI FreeBuds SE 2」と同様にインナーイヤー型を採用していて、人間工学に基づいた耳道特徴分析により高いフィット感を実現しています。

 

イヤーピースを耳栓のように耳穴に入れて装着するカナル型は、密閉性が高い反面、長時間の使用では圧迫感によって疲れやすかったり、耳穴が痛くなったりすることがあります。耳穴の入り口に引っかけるようにして装着するインナーイヤー型なら、長時間装着していても疲労感はほとんどありません。実際、休日にほぼ丸一日装着していても、疲労感を覚えることはありませんでした。「ファーウェイ史上最長のバッテリー持ち」という、本機のストロングポイントを最大限に引き出す、理にかなった設計と言えるでしょう。

↑密閉性はそこまで高くないものの、そのぶん外音が聞き取りやすく、疲れにくい

 

↑イヤホンにタッチセンサーを内蔵しており、直感的なタッチ操作が可能。音楽の再生/一時停止や通話の応答/終了などを簡単に操作できる。専用アプリ「HUAWEI AI Life」を使えば、好みに合わせてタッチコントロール操作の割り当てカスタマイズも可能

 

↑趣味のランニング中も音楽を聴いている筆者。IP54の防塵・防滴性能を備えているので、汗や水滴を気にする必要はなし

 

「いつでも音楽を聴いていたい」。「HUAWEI FreeBuds SE 3」は、筆者のようなニーズを持つ人にとって、まさに“渡りに船”と言える1台ではないでしょうか。超軽量ボディながら、ファーウェイ史上最長のバッテリー持ちを実現し、インナーイヤー型で疲れにくく、そのうえバランスの取れた心地よいサウンドを聴かせてくれるので、1日中装着していてもストレスはまったくなし。かしこまって音楽を聴くのもよいですが、もう少しカジュアルに「音楽のある生活」を楽しめる、そんなイヤホンと言えるでしょう。

 

「これは欲しい」、素直にそう思える「HUAWEI FreeBuds SE 3」を携え、いつもそこに音楽がある、より軽やかなライフスタイルを手に入れてみてはいかがでしょうか?