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2025/5/28 11:30

音質と通話品質も進化! デザインが目を引く完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 6」

連日のように新製品が登場する完全ワイヤレスイヤホンですが、耳の穴に入れ込むインナーイヤー型だと見た目の印象は同じになりがち。そんな中、デザイン性で違いがわかりやすいのが「HUAWEI FreeBuds」シリーズです。

 

ファーウェイ・ジャパンはシリーズ最新モデル「HUAWEI FreeBuds 6」を発表しました。市場想定価格は2万1780円(税込)で、発売は6月3日。発表会で製品の概要を見てきたので、レポートしていきます。

↑ホワイト、パープル、ブラックと3色をラインアップするHUAWEI FreeBuds 6。

 

HUAWEI FreeBuds 6は、ほかのイヤホンにはないデザイン性、音質、通話品質の3つを特徴とする製品です。デザインは前モデル「HUAWEI FreeBuds 5」から引き続き、水滴を連想させる形状を採用。それでいてイヤホン本体が前モデルから約9%軽くなったうえに、約12%小さくなっています。

↑水滴デザインは公式でもアピールしています。

 

↑小型軽量を実現したイヤホン本体。

 

また、人間工学に基づいて約1万回のシミュレーションを実施して設計することで、フィット感を高めています。付属のイヤーチップでよりフィットするよう調整もできます。

 

音質面では、11mmのデュアルマグネットドライバーユニットに加え、独自開発のマイクロ平面振動板ドライバーユニットを搭載。これにより、14~48000Hzの幅広い再生周波数帯域を実現しました。デュアルマグネットドライバーも構造を見直し、前モデルに比べて低域の駆動力が約77%向上しているといいます。コーデックはL2HC/LDAC/AAC/SBCに対応しています。

↑迫力のある低音を鳴らすデュアルマグネットドライバーユニット。

 

通話は、トリプルマイクと高性能な音声認識を実現する骨伝導センサーによって、ノイズリダクション性能が進化。イヤホンを装着している人の声をピックアップし、AIのアルゴリズムが周囲の雑音と声を切り分けることで、騒がしい環境下でも相手にクリアではっきりとした声を届けるとしています。

 

アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。トリプルマイクが周囲の雑音と外耳道内のノイズを検知するうえに、装着状態や外耳道内の状態を把握することで、最適な音量やノイズキャンセリングを調整するとのこと。ノイズキャンセリングのモードは、騒音のレベルに合わせて自動で変更されるため、シーンに合わせて最適なモードになるとしています。

↑イヤホンをタップするとアクティブノイズキャンセリングのオンオフが可能。

 

↑人差し指から親指より少し上の位置あたりまでがタッチ操作に対応。アクティブノイズキャンセリングのほか、音楽再生や送り、前の曲に戻る、ボリュームの上げ下げが可能です。

 

バッテリーはイヤホン単体で最大6時間(アクティブノイズキャンセリングオフ時)、充電ケースと組み合わせれば最大36時間の再生が可能です。また急速充電に対応しており、充電ケースに戻して5分間待つだけで約2.5時間(アクティブノイズキャンセリングオフ時)使用できます。

 

このほか、マルチポイント接続やIP54の防じん防水、独自アプリによるイコライザー調整などに対応しています。

↑Bluetooth接続は充電ケースを開いた状態からケースサイドにあるボタンを押してペアリング。

 

一番の特徴はやはり目を引くデザインですが、音質や通話品質も高められており、全体的な製品のレベルが上がった印象です。人とは違う完全ワイヤレスイヤホンがほしい、でもデザインだけじゃない、イヤホンとしてのパフォーマンスも求めたい、なんて人にはうってつけでしょう。

 

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