オーディオテクニカは、ヘッドホン・イヤホンの国内シェアにおいて、7年連続No.1を達成しているトップメーカーです。その人気の秘密は、多彩な製品バリエーションと、独自の技術から生まれる優れた音質にあります。
ハイエンドモデルの「ATH-CKR10」などに採用される「DUAL PHASEPUSH-PULL DRIVERS」や、SOLID BASSシリーズなどに採用される「デュアルエアフローベース・ベンティングシステム」など、数々の独自技術を搭載した製品を世に送り出しており、まさにヘッドホン界におけるトップランナーといえる存在でしょう。
今回は、同社の多彩なラインナップから選りすぐった5モデルを紹介します。
デュアルドライバーが奏でる“次世代の重低音”
SOLID BASS「ATH-CKS1100」
実売価格2万4210円
2つのドライバーを対向配置した「DUAL PHASEPUSH-PULL DRIVERS」を搭載し、タイトな低域とハイレゾの高解像度再生を両立。空気を調整して低音を強化する「デュアルエアフローベース・ベンティングシステム」も備えています。
「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS」は、2つのドライバーを向かい合わせに配置した独自技術。一方が前方にせり出すと同時にもう一方が後方に引くという“プッシュプル方式”により、高い駆動力を実現しています。
SPEC
型式:ダイナミック型
再生周波数帯域:5Hz~40kHz
インピーダンス:12Ω
出力音圧レベル:110dB/mW
クアッドドライバーが生み出す異次元の臨場感
「ATH-IM04」
実売価格6万3250円
低域×2/中域×1/高域×1の4基のBA(バランスド・アーマチュア) ドライバーを搭載。専用設計のクアッド・ネットワークで、各ドライバーを精密に駆動させ、臨場感のあるサウンドを創出します。
BA型ドライバーは、補聴器などでも使用され、一般的なイヤホンで使用されるダイナミック型ドライバーとは異なる方式で音を再生しています。音質は、ダイナミック型に比べ、より繊細な表現を得意としています。
IM-04は、ワイヤー入りケーブルの採用により、フィット感を向上させるとともに、高い遮音性も実現しています。
SPEC
型式:BA型
再生周波数帯域:15Hz~20kHz
インピーダンス:14Ω
出力音圧レベル:101dB/mW
高剛性チタンボディからあふれるクリアな中高域と深い重低音
「ATH-CKR10」
実売価格4万3200円
「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS」を搭載し、澄んだ中高域を再生。低域特性を最適化する「ベース・アコースティックレジスター」により、深みのある低音も両立しています。
高剛性のチタンハウジングが不要振動を抑制。歪みのないクリアなサウンドを実現します。
SPEC
型式:ダイナミック型
再生周波数帯域:5Hz~40kHz
インピーダンス:12Ω
出力音圧レベル:110dB/mW
汗に強いスポーツ向けワイヤレスモデル
ATH-SPORT4
実売価格1万3600円
水洗い可能な防水仕様のスポーツ向けモデル。Bluetoothに対応したワイヤレス仕様で、運動時もケーブルが気になりません。
SPEC
型式:ダイナミック型
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
インピーダンス:-
出力音圧レベル:-
スタイリッシュな耳掛け式インナーイヤホン
ATH-EC707
実売価格1万2690円
スイングアジャストイヤハンガー機構を備えた耳掛け式モデル。耳に浅く挿入するインナーイヤー型なので、カナル型(耳栓型)が苦手な方にもオススメです。
SPEC
型式:ダイナミック型
再生周波数帯域:10Hz~24kHz
インピーダンス:16Ω
出力音圧レベル:104dB/mW
重低音モデルから、モニターサウンド、スポーツタイプなど豊富なラインナップが揃っているので、用途や趣向に合ったイヤホンがきっと見つかるはず!まずはお近くのショップで、気になったモデルを試聴してみてはいかがでしょうか。