ドイツ製ハンドメイドの高品質ヘッドホンから、プロユースのマイクまで多くの音響機器を販売しているドイツのオーディオメーカー「beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)」。今回このブランドから新しいテスラドライバーを搭載した「T 5 p 2nd Generation」が発売されました。
テスラドライバーを搭載した名機がリニューアル
「Ｔ5ｐ」は「beyerdynamic」のハイエンドヘッドホンとして6年前にリリースされ、多くのオーディオマニアの好評を得てきました。その新モデルになる「T 5 p 2nd Generation」とは、どのような実力の持ち主なのでしょうか？
この「T 5 p 2nd Generation」は密閉型のオーバーヘッド式ヘッドホン。新搭載されたテスラドライバーは、「T1」の後継機「T1 2nd Generation」をチューンナップした最新ドライバーを採用しています。
テスラドライバーとは強力な磁束密度を持つマグネットを使用する「テスラテクノロジー」を採用したヘッドホンで、重低音から高音域まですぐれた再生能力が特徴です。
これまでのテスラドライバーは、1テスラを超える磁束密度を生み出す特殊構造によって優れた再生能力を発揮。ニューモデルではこれまでの構造はそのままに、チューニングを変化させることによってバランスの良さや、密閉型とは思えないほどの空間表現を実現しました。
流行のスマホ音楽にも対応した新モデル
その他にも「T 5 p 2nd Generation」では、専用ケーブルがグレードアップされ、外部からのノイズにも強くなったほか、32Ωというインピーダンスのため、流行となっているスマートフォンでのオーディオ鑑賞にも適した仕様となりました。
この「T 5 p 2nd Generation」は2016年2月下旬より発売が開始されており、実売価格は11万30円となっています。
「T 5 p」や「beyerdynamic」のファンの方だけではなく、ハイレゾ音源を鳴らしきるハイエンドヘッドホンを探しているという方は是非一度視聴してみてはいかがでしょうか？