次世代のディスプレイとして注目を集めている有機ELテレビ。国内のテレビメーカーはまだ商品化に足踏みをしている状態ですが、他社に先駆けていち早く商品化を進めているLGエレクトロニクス・ジャパンから、2016年の最新ラインナップが発表されました。
従来の1シリーズから3シリーズにラインナップを拡大
LGエレクトロニクス・ジャパンでは、昨年より日本初となる曲面型の有機ELテレビを発売していましたが、今回の最新シリーズでは、従来の曲面型に加え、平面パネルを採用したハイエンドシリーズとスタンダードシリーズの全3シリーズ5モデルを展開します。
有機ELテレビは、液晶と違いバックライトを必要としない自発光素子による有機EL素材を使用したディスプレイ。有機ELテレビでは、各素子が自ら発光するため、電気信号を与えなければ光を放つことがなく、黒の表現が優れています。
LGの最新シリーズでは、“有機ELテレビの「進化」と「普及」”をテーマに、映像技術の最新トレンドであるHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)規格に対応。自発光素子のダイナミックレンジの広さを生かした明暗表現を実現しています。
さらに、ハリウッドのスタジオなどで広く支持される「ドルビービジョン」にも対応。今までのテレビでは再現できなかった色や輝きを再現して、かつてない臨場感あふれる視聴体験を可能にします。この「ドルビービジョン」に対応するテレビは、日本では唯一、LGエレクトロニクスのみとなります。
また、HDRに対応した映像コンテンツの視聴ができるよう、サービスプロバイダ各社とも連携を強化。そのひとつとして、世界最大級の動画配信サービスを提供するNetflixと連携し、Netflixの視聴に適した「Netflix Recommended TV(Netflix推奨テレビ)」として同社の有機ELテレビをアピールしていきます。
早くも“買える価格帯”になりつつある有機ELテレビ。最新のHDR映像を楽しむなら、ぜひLGの有機ELテレビをチェックしてみて下さい。
【URL】
LGエレクトロニクス・ジャパン http://www.lg.com/jp
Netflix https://www.netflix.com/jp/