ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドのBluetoothイヤホン「AH-C820W」を12月上旬に発売します。実売予想価格は2万5000円前後。
同機は、2016年発売のイヤホン「AH-C820」をワイヤレス化したもの。C820同様、11.5mmのダイナミックドライバー2基を対向配置した「ダブル・エアーコンプレッション・ドライバー」により、振動板の面積を2倍に増やし、量感のある低域と濁りのない高域を再生します。また、ドライバー前後の音圧バランスを調整する「デュアル・アコースティック・オプティマイザー」を搭載しており、キレのある低音が楽しめます。
本体は安定した装着感のネックバンド式を採用。首に触れる部分にはシリコン素材を使用しているほか、先端部分にマグネットを内蔵しており、イヤホンを使わないときは磁力で付けておくことが可能です。また、イヤホン同士をくっつけて邪魔にならないようにしておくこともできます。
イヤーチップにはS/M/Lの3サイズのシリコン製チップに加え、ロングタイプのLong S/Mの2サイズの計5サイズと、遮音性の高いComply製フォームチップ「TZ-500」を標準装備しています。
BluetoothコーデックはSBC、AAC、aptXのほか、低遅延なaptX LL（Low Latency）にも対応。動画やスマホゲームなどで気になる音ズレを低減します。また、付属のUSBケーブルでPCに接続すると、48kHz/16bitまでの音源を再生できる「USB-DAC機能」も搭載しています。ワイヤレス使用時の連続再生時間は約10時間で、充電時間は約2時間。
低音の表現に定評のある人気イヤホンのワイヤレス化だけに、Bluetoothでもパワフルなサウンドが楽しめそうです。
協力：楽天市場