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2019/2/15 19:00

このクオリティでアンダー10万円! 新4K時代の高コスパテレビ ハイセンス「A6800」

2018年12月から放送開始された「新4K衛星放送」を視聴するためには、専用のチューナーが必要。従来の4K対応テレビにつなげられる外付けチューナーのほか、4Kチューナー内蔵のテレビも登場していますが、「4Kチューナー内蔵テレビは高そう……」と思っていませんか? 実は4Kチューナーモデルにも高コスパモデルがあるんです。今回は、そんな低価格4Kテレビを専門家のレコメンドとあわせてお届けします。

 

【この人に聞きました!】

AV評論家/藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌の編集者を経て独立し、幅広いメディアで活躍中。最新のAV機器に加えて市場動向にも精通します。

 

4Kチューナー&レグザエンジン NEO搭載のハイスペック仕様

↑50型の「50A6800」

ハイセンス

43A6800

実売価格9万6984円

新4K衛星放送チューナーを内蔵する43V型液晶テレビ。高性能映像エンジン「レグザエンジン NEO」を搭載します。FPSや格闘ゲーム向けの「低遅延ゲームモード」や、最大7.1chのサラウンドを実現する「DOLBY AUDIO」などに対応。

 

「ハイセンスという名前になじみのない人も多いかもしれませんが、同社はワールドワイドで高いシェアを誇る中国のテレビメーカー。一昨年に東芝のテレビ事業を買収したのを契機として、日本市場へ一気に進出してきました。

 

A6800は、昨年12月にスタートした新4K衛星放送に対応するBS 4K/110度CS 4Kチューナーを内蔵し、別体のチューナー不要で同放送の番組を視聴できるのがウリ。日本メーカーでは、東芝、三菱電機、シャープ、パナソニックなどが4Kチューナー内蔵テレビをラインナップしているが、10万円を切る価格は、それらに比べて圧倒的にリーズナブルです。

 

とはいえ、本機は「安かろう、悪かろう」の製品ではありません。本機の画質を司る「レグザエンジン NEO」は、東芝の最新モデルに搭載するエンジンと同等の性能。意外と言っては失礼だが、画質はかなり磨き上げられており、いわゆる“格安4Kテレビ”とは次元が違います。地デジ放送も低ノイズで楽しめました。ネット動画をリモコンのボタンワンタッチで楽しめるうえ、低遅延のゲームモードを備えるなど、使い勝手がこなれているのも魅力。メインテレビの買い替え用としてだけでなく、買い足し用のサブテレビとしてもオススメです」(藤原さん)

 

↑レグザとの共同開発による「レグザエンジン NEO」が、見やすさを重視した高精細で鮮やかな画質を実現

 

↑リモコン下部に、NetflixとYouTubeに直でアクセスできるボタンを備えます

 

↑一瞬の差で勝敗が決まる格闘アクションゲームやFPSのプレイ時は「低遅延ゲームモード」が最適です

 

【比べてみました】4Kチューナー内蔵エントリーモデル

ハイセンス43A6800東芝レグザ43M520X
実売価格9万6984円10万7120円
画面43V型VA液晶43V型VA液晶
チューナーBS 4K/110度CS 4K×1、
地デジ/BS/110度CS×3
BS 4K/110度CS 4K×1、
地デジ/BS/110度CS×3
音声実用最大出力14W20W
サイズW961×H606×D214㎜W967×H590×D182㎜
質量11.7㎏13.5㎏

 

↑ハイセンス43A6800

 

↑東芝レグザ43M520X

 

ハイセンスは「4Kチューナー非内蔵」でもハイコスパ!

色と明暗の表現力を高めた旗艦モデル

HJ55N8000

実売価格15万9840円

2018年FIFA W杯の公式テレビでもあった、同社のフラッグシップモデル。液晶パネルにKSF(フッ化物蛍光粉末)を採用して、色再現性と明暗表現を高めました。

 

7万円台の超格安モデル

43A6500

実売価格7万5384円

同社で最もリーズナブルな価格の43V型4K液晶テレビ。NetflixやYouTubeなどのネット動画視聴に対応します。HDMI端子を3基備えるなどハイスペックです。