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オーディオ
2019/2/21 20:07

破格が連発! コスパに優れたお買い得「オーディオ」7選

オーディオメーカーの製品ラインナップは、こだわりを持つ人向けのハイエンド製品から普及モデルのエントリークラスまで揃っていますが、一般に価格が上がるほど高機能となっています。しかし、エントリークラスの製品にも、上位機種譲りの高いポテンシャルを秘めたものがあることも。今回は手軽に購入できるエントリークラスの製品のなかから、高コスパの製品をピックアップして紹介します。

 

【この人に聞きました!】

オーディオライター/山本 敦さん

国内外を問わず精力的に取材を行い、最新の市場動向に精通します。新製品や新技術は、まず試してみるのが信条です。

 

【その1】

3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」で前後左右に加えて高さ方向の音場も再現

ヤマハ

YAS-108

実売価格2万3310円

バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応し、前後左右に加えて高さ方向の音場を再現。スリムなボディながら実用最大出力120Wのアンプを内蔵し、パワフルな音を楽しめます。2つのBluetooth対応端末を同時に接続できる「マルチポイント接続」にも対応。

 

2万円台と思えない充実スペック

「DTS Virtual:X」や4K/60p HDRパススルーなど、2万円台のサウンドバーとしてはあり得ないほど大充実のスペック。さらに3ユニット構成のスピーカーで、豊かな立体感だけでなく、メリハリの効いた音を楽しませてくれます。さすがはサウンドバーの第一人者であるヤマハが手がけた製品だと実感しました。

 

付属するリモコンが使いにくいと感じたら、同社が用意する専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」を利用するのがオススメ。再生・停止や音量調節などの基本操作に加えて、サラウンドモードの切り替え、部屋のサイズや視聴位置に応じたビーム調節など、多彩な機能をスマホでサクサクと操作できました。(山本さん)

↑バーチャルで映画館のような本格的なサラウンドサウンドを堪能。ステレオモードにも設定できます

 

↑4K/60p HDRパススルー対応のHDMI端子を備えるなどインターフェースが充実。BTはVer.5.0です

 

【その2】

低遅延なaptX LLコーデックに対応し映画鑑賞やゲームプレイに最適

JBL

SOUNDGEAR

実売価格1万5840円

Bluetoothでスマホなどと接続して、迫力たっぷりのサウンドを楽しめる首掛けタイプのスピーカー。低遅延のaptX LLコーデックに対応し、映画鑑賞やゲームプレイも快適です。質量370gと軽くはないものの、人間工学に基づいた設計のため、長時間使用しても疲れにくいのが特徴。

 

着けっぱなしでも快適な装着感

↑別売のBT送信機を使えばテレビと接続。家事をしながらでもスポーツ中継の音やニュースの声がはっきり聴き取れます

 

【その3】

Chromecast built-inやSpotify Connect対応の多機能モデル

ハーマンカードン

OMNI 10+

実売価格1万9310円

 

コンパクト&スタイリッシュなデザインで、インテリアとしても秀逸。Wi-Fiでも再生できるため、192kHz/24bitのハイレゾ音質が楽しめるうえ、その間にスマホで通話やゲームプレイも可能です。Chromecast buit-in対応で、スマートスピーカーによる音声操作にも対応。

 

上質なハイレゾサウンドもインテリアとしても一級品です

↑オシャレなインテリアになじむデザイン。高域用の19mm径ツィーターと中低域用の90mm径ウーファーを備え、音質もハイクオリティです

 

【その4】

落ち着いたウッドとロースタイルでインテリアになじむオーディオシステム

JVC

EX-S55

実売価格5万1300円

木の振動板を備えるフルレンジスピーカーを採用したオーディオシステム。CD、Bluetooth、ワイドFMラジオ、USBメモリに収録したハイレゾ音源(最大192kHz/24bit)といった、幅広いソースの再生に対応します。デザインは落ち着いたウッドテイストを取り入れています。

 

BT、ハイレゾ、CD、ラジオのオールインワンコンポが約5万円は破格!

“全部入り”のコンポが約5万円というだけで魅力的ですが、とりわけハイレゾ再生のクオリティの高さに驚かされました。ハイレゾを試してみたいものの、本格的なオーディオシステムを導入するための予算もスペースもないという人に、ぜひオススメしたいです。

 

音質は、温かみがありながらもキリッと澄んでいて、まるで森林浴をしているような気分を味わえます。同社が長年培ってきた、ウッドスピーカーの丁寧な音作りが随所に感じられました。安価なシステムには、「ハイレゾ対応」とは名ばかりの“薄い”音のものもあります。本機はそれらと一線を画すクオリティで「ガッカリしない」一台です。(山本さん)

↑アンプユニットと両側のスピーカーの高さを揃えたフラットデザイン。設置しやすく見た目もスッキリとします

 

↑多彩な機能を一台でコントロールするリモコン。シンプルですが、プリセットを設定できるボタンを備えます

 

【その5】

アルミ素材の採用による高品位な音

ケンウッド

K series K-515

実売価格3万8520円

EX-A55と同じく、CD、Bluetooth、ワイドFMラジオ、ハイレゾの再生に対応するコンポ。アンプユニットの前面パネルにアルミ素材を採用することで、高品位なデザインとサウンドを両立しました。

 

【その6】

スマホから音声操作でSpotifyなどの音楽ストリーミングをキャストできる

パナソニック

SC-HC2000

実売価格2万7950円

CD、Bluetooth、ラジオなどを再生できる一体型システム。Chromecast buit-inに対応し、スマホやスマートスピーカーからの音声操作でSpotifyなどのストリーミングを楽しめます。デスクトップにも設置できるスレートデザインですが、サイズを超えた音を鳴らします。

 

卓上サイズのスリムなボディから意外なほど厚い音を聴かせます

 

↑スマホやスマスピからGoogleアシスタントを利用可能。音声だけでストリーミングサービスを手軽に、高音質で楽しめます

 

【その7】

アウトドアへ気軽に持ち出せる携帯性とJBLらしいパワフルな音を両立

JBL

JBL TUNER FM

実売価格1万140円

同ブランド初となる、ワイドFM放送対応のBluetoothスピーカー。アウトドアアクティビティにピッタリの携帯性とパワフルなサウンド、最大8時間の再生が可能なスタミナを備えます。液晶ディスプレイには受信中のラジオ周波数やバッテリー残量が表示され、使い勝手も良好です。

 

ラジオとBTの二刀流を高音質で楽しめて約1万円

↑フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターの組み合わせにより、パワフルな音を鳴らします。屋外で使用しても聴きやすい