デノンは、ノイズキャンセリング機能を備えたBluetoothヘッドホン「AH-GC30」など3機種を3月下旬より順次発売します。いずれも共通の外観デザインを採用しながら、ノイズキャンセリング機能の有無やワイヤレス/ワイヤード(有線)など、異なる仕様となっています。
ラインナップは、ノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスタイプの「AH-GC30」、ノイズキャンセリング機能を備えた有線タイプの「AH-GC25NC」、ノイズキャンセリング機能非搭載でワイヤレスタイプの「AH-GC25W」の3機種。
・AH-GC30
デノン Denon AH-GC30 ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン フリーエッジドライバー搭載 aptX HDコー...
・AH-GC25NC
・AH-GC25W
進化したノイズキャンセリングヘッドホン
最上位モデルの「AH-GC30」は、ノイズキャンセリングヘッドホンの従来モデル(AH-GC20)の性能を強化し、環境に合わせて選べる3モードのデジタル・ノイズキャンセリング機能を搭載。モードは「飛行機」、「シティ」、「オフィス」の3つから選択でき、周囲の状況に合わせた最適なノイズキャンセル効果を得ることができます。また、ハウジングの内側、外側にそれぞれ集音マイクを備えるフィードバック&フィードフォワード方式を採用。耳元と周囲、両方の騒音から生成した逆位相の信号によって高精度にノイズを打ち消し、クリアな音楽だけを耳に届けます。
さらに、右側のハウジングを2回タップすると有効になる「周囲音ミックス」機能も搭載。集音マイクで取り込んだ周囲の音を音楽にミックスして再生できるため、駅や空港などのアナウンスをヘッドホンを装着したまま聞くことができます。
ドライバーには、ハイエンドモデルでも採用されている「フリーエッジ・ドライバー」を、同社のノイズキャンセリングヘッドホンとして初めて採用。スピーカーと同様、振動板外周をロールエッジで支持するフリーエッジ構造によって、振動板全域にわたる均一なピストンモーションを可能にし、極めて低歪かつ低域の量感豊かなサウンドを実現しています。
対応コーデックは、ハイレゾ相当の高音質で楽しめるaptX HDのほか、aptX/AAC/SBCをサポート。大容量バッテリーを搭載しており、ノイズキャンセリング機能とワイヤレス機能を使用した状態で20時間の連続再生が可能です。充電時間は約2時間。バッテリーが切れても付属のオーディオケーブルを使って有線接続も可能。付属のUSBケーブルでパソコンに接続すれば、充電しながらパソコンで再生している音楽を楽しむことができるUSB-DAC機能(48kHz/16bitまで)を搭載しています。
ノイズキャンセリング/有線タイプの「AH-GC25NC」は、上位モデル「AH-GC30」と同様のノイズキャンセリング機能と「フリーエッジ・ドライバー」を搭載。ノイズキャンセリング機能を使用した状態でシリーズ最長の約40時間の連続再生を実現しています。
「AH-GC25W」は、ノイズキャンセリング機能を省略したシンプルなワイヤレスヘッドホン。「AH-GC30」同様にaptX HDコーデックに対応するほか、USB-DAC機能も搭載しています。ドライバーは上位2機種と異なり、ハイレゾオーディオ対応40mmダイナミック型ドライバーを採用。バッテリーによる連続再生時間は約30時間です。
いずれもイヤーパッドにはハイエンドモデルでも使われる形状記憶フォームを使用しており、ストレスなく耳を包み込む装着感と気密性を実現。眼鏡をかけていても、形状記憶フォームが眼鏡のテンプル(つる)の形に合わせて変形し、こめかみへの圧力によって起こる痛みを和らげます。また、ハンガー部には軽量かつ堅牢なアルミダイキャストを採用。クリック感のあるアジャスターによって最適なサイズに簡単に調整できます。
それぞれ異なる性能・仕様の3つの機種のなかから、自分の用途や予算に合ったモデルを選べるところがうれしいですね。スーツ姿にも合わせられるスタイリッシュなヘッドホンをお探しの方は、ぜひチェックしてみて下さい。