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スピーカー
2019/3/4 19:00

買ったけど結局使いこなせない……そんなイメージを覆す“使い勝手抜群”の「最新スマートスピーカー」

一般的にも馴染んできた感のある“スマスピ”ですが、製品によって操作できる家電が異なるなど、使用にはいくつかのハードルがありました。しかし、ここで紹介するスマスピは、なんと赤外線リモコン対応家電なら他社製品でも音声操作できるスグレモノ。実際に、本誌AV機器担当が使い勝手を試してみました。これまでスマスピ購入に二の足を踏んでいた人も要チェックです!

 

ハードルの高い音声操作をグッと身近なものにする!

スマートスピーカーにおいてはこれまでも、「音声による家電の操作」が主な機能のひとつとして語られてきました。しかし、従来のスマスピから音声操作できるのは、ごく一部のスマート家電のみ。しかも、それぞれのアプリをインストールし、初期設定を行い……使うまでのハードルがとにかく高いものでした。

 

パナソニックの「コエリモ」は、これを超える切り札として「赤外線」を実装。同社が用意する無料アプリから最大8台の赤外線リモコン対応機器を登録すれば、声による操作が可能になります。テレビとエアコンは同社以外の製品も操作でき、対応モデルは、各社の新製品を含めて順次アップデートされます。

 

赤外線はまさにスマスピと家電とを結ぶ運命の“赤い糸”。先端技術ではないがかゆいところを直撃する、目からウロコのアイテムです。

 

パナソニック

コエリモ SC-GA1

実売価格2万6870円

赤外線リモコンに対応する手持ちの家電を声で操作できる、Googleアシスタント搭載スマートスピーカー。簡単な初期設定で、同社以外の家電も操作できます。天気やニュースなどの読み上げや、ストリーミング音楽の再生も可能です。

【SPEC】 ●音声実用最大出力:5W●スピーカーユニット:フルレンジ5cmコーン型×1●Bluetooth:Ver.4.2●対応コーデック:AAC、SBC●サイズ/質量:W100×H54×D100mm/約370g

 

↑操作系統は天面に集約され、わかりやすいです。Googleアシスタントの起動ボタンやBluetoothペアリングボタンを備えます

 

↑本体の側面に3.5mm径ステレオミニジャックを1基搭載。高音質スピーカーやヘッドホンなどに出力して音楽を聴けます

 

赤外線リモコン対応家電なら他社製品でも音声操作できる!

↑パナソニック以外のテレビも音声で操作可能

 

AIR PANEL LED THE SOUNDと連携して光と音の空間を演出!

↑同社のスピーカー搭載LEDシーリングライトと連携。「あかりの操作」「光と音の一括操作」を声で行い、部屋の空間を演出できます

 

<試してわかった!コエリモ3つのメリット>

その1.ひとつのアプリで8台の機器を管理

無料アプリ「Panasonic Music Control」で、最大8台の機器を管理できます。各機器のアプリが必要ないだけで、煩わしさが格段に軽減されます。

 

その2.初期設定はたったの4ステップで完了

初期設定は簡単。アプリの「コエリモ設定」から、機器のカテゴリ(テレビ・エアコン・照明)選択→メーカー選択→テスト信号送信で完了します。

 

その3.コンパクトなボディでかさばらない

同様の機能を持つ別体のスマートリモコンもありますが、やはり1台でできる手軽さは至高。本機自体もかなりコンパクトなので、設置性は抜群です。

 

【これもオススメ】

10インチ大画面で情報を見やすく表示

Amazon
Echo Show

実売価格2万7980円

10.1インチHDスクリーンとDolby対応スピーカーを搭載した画面付きスマートスピーカー。写真、歌詞、天気予報、予定などの情報を大きな画面で見やすく表示するほか、Prime Videoなどの動画を音声操作で視聴可能。離れた家族とのビデオ通話も行えます。

 

Googleの様々なサービスを音声で活用できる

Google
Google Home

実売価格1万5120円

GoogleカレンダーやGoogle Play Musicなどの様々なアプリと連携して、毎日の予定の管理や音楽再生、スマートホームの操作などを音声で行うことが可能。「Chromecast buit-in」対応の他社製のオーディオ機器や家電などを音声で操作することもできます。最大6人のアカウントを登録することができ、家族など複数のユーザーで利用する場合でも、各ユーザーの声を認識するのでプライバシーも守られます。