パナソニックは、デジタル4KビデオカメラHC-WX2M/WZX2Mなど全6機種を発表。高い光学性能に加えて手ブレ補正などの撮影アシスト機能を搭載し、暗いシーンにおいても高精細な4K撮影を可能としています。
高画質派向けの「PREMIUM」と初めて向けの「AIR」
今回発表されたのは、上から順にHC-WX2M/HC-WZX2M、HC-VX2M/HC-VZX2M、HC-VX992M/HC-VZX992Mの3クラス。このうち、前2つは高画質モデルへの買い替えを想定した「4K PREMIUM」、HC-VX992M/HC-VZX992Mは初めて購入する人向けの「4K AIR」という位置づけです。
いずれもライカ銘を冠した高性能なレンズを搭載し、光学24倍ズームを実現(HC-VX992M/HC-VZX992Mは光学20倍)。4K記録のメリットを生かし、撮影後にズームや手ブレ補正を行う「あとから補正」や、スローモーションなどの効果を追加する「あとからスロー&クイック」などにも対応します(補正後はフルハイビジョン画質で保存)。
また、昨今は静止画だけでなく動画もSNS上で共有することが増えたため、今回新たに「ハイライトシェア」というユニークな機能が追加されました。これは4K MP4またはMP4で撮影したシーンから、きれいに撮影できた部分を自動で判別し、約10秒間のハイライト映像を作成する機能。ハイライト映像を保存後、スマートフォンに転送することもでき、簡単にSNSへのアップロードが可能です。ただし、HC-VX992M/HC-VZX992Mは非対応。
今作はカラバリにも注目です。新色としてHC-VX2M/VZX2Mに外遊びなどアクティブなシーンに馴染みやすい「フォレストカーキ」を、HC-VX992M/VZX992Mには街歩きのような都会的なシーンに馴染む「アーバンレッド」を採用。おしゃれな色使いで、持ち歩くのが楽しくなりそうですね。特に、フォレストカーキはこれからのレジャーシーズンにもぴったりなのではないでしょうか。
スマホカメラの高性能化が著しいとはいえ、やはり動画撮影やズームを使うようなシーン、長時間の撮影などではビデオカメラの出番がまだまだありうそうです。個人的には思ったよりも軽かった点と、新色のフォレストカーキが特に好印象でした。これからのレジャーシーズンを前に、いま一度購入を考えてみてはいかがでしょうか?