オンキヨー&パイオニアは、「SHIDO」ブランドで展開するゲーミングヘッドセット及びUSBコントロールアンプについて、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて先行販売を行ないます。
「SHIDO」は2019年1月8日にゲーミング及びeスポーツ市場に向けた新ブランドとして発表され、ゲーミングヘッドセットなどがCES2019への参考出品されました。今回のクラウドファンディングでは、ゲーミングヘッドセット「SHIDO:001」とUSBコントロールアンプ「SHIDO:002」2機種が先行販売されます。一般販売価格は「SHIDO:001」が1万2000円、「SHIDO:002」が8000円ですが、先行販売では20~30%オフで購入可能となります。
聴き疲れしにくいフラットなサウンド
ゲーミングヘッドセット「SHIDO:001」は、オーディオメーカーならではのフラットなバランスで、長時間聴き続けられるサウンドが特徴。一般的なゲーミングヘッドセットは、ゲームの銃声や足音などの細かい音を強調するため、高音にピークを持たせたようなチューニングがされているものが多くありますが、SHIDO:001は長く聴いても疲れないサウンドにこだわった音質設計となっています。
へッドセットのイヤークッションには、耳にフィットする形状記憶のスポンジフォームと熱を奪う冷却ジェルの2層構造を採用。それらを型崩れしにくく伸縮性に優れた速乾性ファブリックで包み込んで、長時間プレイ時の汗ムレを防ぎます。また、音抜けの多い布製イヤークッションの弱点を克服するため、イヤークッションの内壁に特殊コーティング(特許出願中)を施し密閉性を高めることで、快適な装着性とクリアな音質を両立しています。
本体は人間工学に基づいた構造で、長い時間装着しても痛みや疲れが発生しづらく、首や肩の負担を軽減する軽量設計を採用。マイクやケーブルはすべて取り外し可能で、長く使えるよう耐久性にもこだわっています。接続は3.5mmアナログ接続。
状況に応じて瞬時に音質をチェンジ
USBコントロールアンプ「SHIDO:002」は、すべての音声を手元で簡単にコントロールできるシンプルなUIを採用。ゲーム中で使われるサウンドはゲームによって異なり、1つのヘッドセットですべての音を適切に再生することは難しいとされています。そこで、同社ではヘッドセットの音質はフラットに作り、ゲームの最中に環境に合わせてコントロールアンプのEQを操作することで、自分に有利な音環境を瞬時に作り出せるシステムを設計しました。
「ボリューム」「EQ(5種類のプリセット)」「バランス(ゲーム/ボイス)」の調整を独立したノブに割り当てているので、状況に応じて直感的に音質をコントロールできます。また、「Waves NX」によるバーチャル7.1サラウンドで、没入感と奥行きのあるサウンドを演出することもできます。バーチャルサラウンドはスイッチでオン/オフ可能。EQと重ねて利用することもできます。
本体は専用ソフトのインストールが不要なプラグ&プレイ設計を採用。ケーブルは着脱でき、どんな場所にも設置しやすい小型のボディにデザインされています。
今回のクラウドファンディングによる先行販売開始にあわせて、4月27日から5月30日まで、東京・秋葉原の「ONKYO BASE」にてSHIDOの開発サンプルを試聴、体験できるゲーミングブースが設置されるとのこと。オーディオメーカーならではのサウンドを体感したい人は、ぜひ足を運んでみて下さい。