Skullcandy(スカルキャンディ)は、ノイズキャンセリング(NC)機能を備えた“震えるワイヤレスヘッドホン”「Crusher ANC」を10月25日に発売します。価格は3万6300円(税抜)。
本体カラーはBLACK、MOAB RED、BLACK/TANの3色を用意します。
このCrusher ANCは、同社独自のセンサリー・ベース(振動機能)を備えたCrusherシリーズに、2018年に発売されたワイヤレスヘッドホン「Venue」のNC機能を付け加えたフラッグシップモデル。音楽や動画音声の重低音を振動に変換して、音を聴くだけでなく身体で体感することができます。
Cruher ANCでは、この振動機能がさらにパワーアップ。従来モデル「Crusher 360」では20~100Hzの帯域の低音を振動に変換していましたが、Crusher ANCではその帯域がさらに広がり、10~200Hzの音にまで拡張。より幅広い低音を体感することができるようになりました。
また、ノイズキャンセリング機能も、Venueではアナログ処理でしたが、Crusher ANCではデジタル処理のフィードフォワード方式となり、より強力な消音性能を発揮します。
さらに、スウェーデンaudiodoが開発したパーソナルサウンド機能を世界で初めて搭載。スマホアプリで聴力テストを行い、個人の聴こえ方に応じた最適なイコライズ処理を行うことができます。個々のサウンドプロファイルはヘッドホンに記憶されるので、毎回テストを行う必要はありません。
【Editor’s Eye】
パーソナルサウンド機能を利用するためのテストは、低域~高域の音が聴こえるかどうかイエス/ノーで答えていくだけで完了します。かかる時間は約3分程度ですが、かなり小さな音なので、できるだけ静かな環境で行いましょう。パーソナライズされたサウンドプロファイルを適用すると、音がグッと近くなり、高域や低域が強調されダイナミック感が増します。音にメリハリが出て、派手なサウンドになる印象。ノリのいい音楽を聴くときやアクション映画を見るときなどにオススメです。
このほか、Bluetoothを使ったスマートトラック機能が利用できるTileを内蔵。最後に接続を行った場所などをマップで確認できるので、紛失や置き忘れなどの際に見つけやすくなります。
Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptXに加え、ハイレゾ相当の音声にも対応するaptX HDもサポート。より高音質なワイヤレス再生が楽しめます。
振動+ノイキャン+パーソナルサウンドと、同社の最新機能がすべて投入された、まさにフラッグシップ機にふさわしいハイスペックモデルは、これ一台で音楽も動画鑑賞も楽しめる幅の広さがいいですね。少し高価でもいいから、全部入りのヘッドホンが欲しいと思っている方にオススメです。
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