本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。
【#愛用品 16:ルタワジャパン「RETO3D」】
●起
ここ1年のカメラロールを振り返ると、ウェブサイトの画面キャプチャーと、ご飯の写真ばかりだ。カメラロールの中身は、その人の活動記録とリンクすると思っているので、生活が単調であり、起伏がない。これもコロナの影響だ。
●承
とはいえ、まだまだ無駄な外出できない、無駄な外食できない、旅やエンタメもオンラインを検討。被写体のバリエーションを増やすのは、まだ少し先になりそう。だから、いつもの被写体でも違ってみえるものをーーというので、導入したのが「RETO3D」だ。
●転
「RETO3D」は三眼のレンズを持ったフィルムカメラだ。撮った写真のデータをアプリに取り込んで合成すると、動きが出る! ムービーのような動きではなく、ある瞬間を3方向から見たときの瞬間が1つ(のデータ)に凝縮されているといった形。
●結
この3D感も楽しいのだけど、それ以上に良かったのが、身の回りにあるモノやいる人にカメラを向けるようになったこと。「レンズを向ける=まなざしを向ける」ということは、その人に興味を持つことにつながる。
そういった意味では、スマホのカメラではなくデジタルカメラを持つこと、定期的に一眼やミラーレスを買い換えることは、日々の連続で失いがちな、新しい視点を与えてくれることだと思う。
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